人虎伝(化して異獣と為り)

1.学習プリントを配布し、学習の準備を宿題にする。
2.漢字の読み方を確認する。
方ニ 忽チ 遂ニ 自リ是 愈 則チ 甚ダ 既ニ 已ニ 然レドモ 尚ホ 従リ正ニ 猶ホ 故ニ 見エ 因リテ 殆ド 勝ヘ 且ツ 耳 但ダ 殊に 道ヘル 未ダ

3.虎 曰「我 前 身 客 呉 楚 去 歳 方 還、道 次 汝 墳、忽 嬰 疾 発 狂。夜 聞 戸 外 有 呼 吾 名 者、遂 応 声 而 出、走 山 谷 間。不 覚、以 左 右 手 攫 地 而 歩。自 是 覚 心 愈 狠、力 愈 倍。及 視 其 肱 髀、則 有 毛 生 焉。心 甚 異 之。既 而 臨 渓 照 影、已 成 虎 矣。悲 慟 良 久。然 尚 不 忍、攫 生 物 食 也。既 久 飢 不 可 忍、遂 取 山 中 鹿 豕 獐 兎 充 食。又 久 諸 獣 皆 遠 避、無 所 得、飢 益 甚。
1)生徒と音読する。
2)書き下し文を確認する。
 1) 夜 聞 戸 外 有 呼 吾 名 者、
 2) 然 尚 不 忍、攫 生 物 食 也。
 3) 既 久 飢 不 可 忍、
3)学習プリントの語句の意味に注意して訳す。
 客=旅人。
 去歳=去年。
 忽チ=突然。 
 疾=病気。
 不覚=思わず。
 愈=ますます。 
 狠=残忍な。
 甚ダ=たいへん。
 既而=しばらくして。
 照影=姿を映す。
 良久=しばらく。
 然レドモ=しかし。
 忍ブ=我慢する。
4)「異之」の指示内容は。
 ・視 其 肱 髀、則 有 毛 生 焉
5)李徴が虎になるまでの経過を確認する。
 
4.一 日 有 婦 人、従 山 下 過。時 正 餒 迫、徘 徊 数 四、不 能 自 禁、遂 取 而 食。今 其 首 飾、猶 在 巌 石 之 下 也。非 不 念 妻 孥、思 朋 友。直 以 行 負 神 祇、一 旦 化 為 異 獣、有 靦 於 人。故 分 不 見 矣」因 呼 吟 咨 嗟、殆 不 自 勝 遂 泣。
1)生徒と音読する。
2)書き下し文を確認する。
 4) 非 不 念 妻 孥、思 朋 友。
3)学習プリントの語句の意味に注意して訳す。
 一日=ある日。
 正に=ちょうど。
 徘徊=うろつく。
 数四=しばしば。
 2)非 不 念 妻 孥、思 朋 友。
  ・「非不」は二重否定の句法。
  ・妻子を思い、友人のことを思わないことはない。
 神祇=天地の神。
 一旦=ある日。
 分=(異獣としての)分際。
 呼吟=低くうなる。
 不自勝=こらえきれず。
4)李徴が虎になってから人を襲うまでの葛藤は。
 ・夫人が山の麓を通りすぎた時、ちょうど空腹で、我慢できなかった。
5)李徴が考える虎になった理由は。
 ・行いが天地の神に背いたから。
6)李徴が袁惨に会えないと考える理由を理解する。
 ・獣になってしまったから。
 
5.且 問 曰「君 今 既 為 異 類。何 尚 能 人 言 耶」虎 曰 我 今 形 変、而 心 悟 耳。自 居 此 地 不 知 歳 月 多 少。但 見 草 木 栄 枯 耳。近 日 絶 無 過 客、久 飢 難 堪。不 幸 唐 突 故 人。慙 惶 殊 甚」傪 曰「君 久 飢。食 籃 中 有 羊 肉 数 斤。留 以 為 贈、可 乎」曰「吾 方 与 故 人 道 旧、未 暇 食 也。君 去 則 留 之」
1)生徒と音読する。
2)書き下し文を確認する。
 5) 何 尚 能 人 言 耶。
 6) 但 見 草 木 栄 枯 耳。
 7) 未 暇 食 也。
3)学習プリントの語句の意味に注意して訳す。
 且=さらに。
 3)何 尚 能 人 言 耶。
  ・「何〜耶」は、疑問の句法。
  ・どうしてまだ人の言葉が喋れるのか。
  多少=どれくらい。
 4)但 見 草 木 栄 枯 耳。
   ・「但〜耳」は限定の句法。
   ・ただ草木が繁っては枯れるのを見るだけだ。
 過客=旅人。
 唐突=不意に突き当たる。
 故人=旧友。
 可乎=よいか。
 5)未 暇 食 也。
  ・再読文字。
  ・まだ、食べている暇はない。
4)李徴が虎になってから人を襲うまでの葛藤は。
 ・夫人が山の麓を通りすぎた時、ちょうど空腹で、我慢できなかった。
5)李徴が考える虎になった理由は。
 ・行いが天地の神に背いたから。
6)李徴が袁惨に会えないと考える理由を理解する。
 ・獣になってしまったから。
7)虎になった李徴が人の言葉を喋れる理由は。
 ・姿は虎になったが、人間の心ははっきりしているから。
8)袁惨に会った李徴の気持ちは。
 ・自分の食べ物を与えて、旧友の為に何かしたいと思っている。
9)袁惨の李徴に対する気持ちは。
 ・もっと話していたい。

人虎伝(我、将に託する)
 
1.学習プリントを配布し、学習の準備を宿題にする。
2.漢字の読み方を確認する。

3.又 曰「我 与 君 真 忘 形 之 友 也。而 我 将 有 所 託、可 乎」傪 曰「平 昔 故 人、安 有 不 可 哉。恨 未 知 何 如 事。願 尽 教 之」虎 曰「君 不 許 我、我 何 敢 言。君 既 許 我、豈 有 隠 耶。吾 妻 孥 尚 在 虢 略。豈 知 我 化 為 異 類 乎。君 自 南 回、為 齎 書、訪 吾 妻 子。但 云 我 已 死 無 言 今 日 事。志 之」
1)生徒と音読する。
2)書き下し文を確認する。
 1) 而 我 将 有 所 託、可 乎。
 2) 恨 未 知 何 如 事。
3)学習プリントの語句の意味に注意して訳す。
 而シテ=それで。
 所託=頼むこと。
 1) 而 我 将 有 所 託、可 乎。
  ・「将」で再読文字。
  ・それで、私はあなたに頼みたいことがある。聞いてくれるか。
 平昔=昔。
 2) 安 有 不 可 哉。
  ・「安〜哉」で反語。
  ・どうして、聞かないことがあろうか、いやない。
 3) 恨 未 知 何 如 事。
  ・「未〜」で再読文字。
  ・残念なことに、まだどんなことか知らない。
 尽ク=すべて。
 敢ヘテ=思い切って。
 4) 君 不 許 我、我 何 敢 言。
  ・「何〜」で反語。
  ・君が私の言うことを聞いてくれなければ、私は思い切って言うだろうか、いや、言わない。
 5) 豈 有 隠 耶。
  ・「豈〜耶」で反語。
  ・どうして隠すことがあろうか、隠さない。
 7) 豈 知 我 化 為 異 類 乎。
  ・「豈〜乎」て反語。
  ・どうして私が変身して異類となっていることを知っているだろうか、嫌、知らない。
 書=手紙。
 但ダ=ただし。
 8) 無 言 今 日 事。
  ・「無カレ〜」で禁止。
  ・今日のことは言わないでくれ。
 志ス=記憶する。 
4)「教之」「志之」の指示内容は。
 ・所託
 ・我 已 死 無 言 今 日 事
5)李徴が袁惨に最初に頼んだことは。
 ・妻子に手紙を書いて、私は死んだと知らせてほしい。

4.乃 曰「吾 於 人 世、且 無 資 業。有 子 尚 稚、固 難 自 謀 必 望 念 其 孤 弱。時 賑 卹 之、無 使 殍 死 於 道 途 亦 恩 之 大 者」言 已、又 悲 泣。傪 亦 泣 曰「傪 与 足 下 休 戚 同 焉。然 則 足 下 子 亦 傪 子 也。当 力 副 厚 命。又 何 虞 其 不 至 哉」
1)生徒と音読する。
2)書き下し文を確認する。
 3) 無 使 殍 死 於 道 途 
 4) 当 力 副 厚 命。
3)学習プリントの語句の意味に注意して訳す。
 資業=財産。
 自ら謀る=自分で生活する。
 道途=道端。
 9) 無 使 殍 死 於 道 途 
  ・「使」で使役。
  ・道端で飢え死にさせることがないようにしてくれれば
 足下=あなた。
 休戚=喜びと悲しみ。
 然ラバ=だから。
 厚命=丁寧な依頼。
 10) 当 力 副 厚 命。
  ・「当ニ〜す」で再読文字。
  ・努めて丁寧な依頼に応えよう。
 11) 又 何 虞 其 不 至 哉。
  ・「何ゾ〜哉」で反語。
  ・どうしてそうしないことを恐れることがあろうか、いやない。
4)「賑卹之」「厚命」の内容は。
 ・子。
 ・「吾於人世〜道途」
5)李徴が袁惨に合わせて頼んだことは。
 ・幼い子どもの面倒を見てくれること。
6)袁惨の返事は。
 ・李徴の子どもは自分の子どもと同じだと言って、快く引き受けた。

5.虎 曰「我 有 旧 文 数 十 編。未 行 於 代。君 為 我 伝 録。誠 不 能 列 文 人 之 口 閾 然 亦 貴 伝 於 子 孫 也」傪 即 呼 僕 命 筆、随 其 口 書。近 二 十 章。文 甚 高、理 甚 遠。閲 而 歎 者、至 於 再 三。虎 曰「此 吾 平 生 之 業 也。又 安 得 寝 而 不 伝 歟」既 又 曰「吾 欲 為 詩 一 編。蓋 欲 表 吾 外 雖 異、而 中 無 所 異。亦 欲 以 道 吾 懐 而 攄 吾 憤 也」傪 復 命 吏、以 筆 授 之。詩 曰、
1)生徒と音読する。
 5) 未 行 於 代。
6) 又 安 得 寝 而 不 伝 歟。
 7) 蓋 欲 表 吾 外 雖 異、而 中 無 所 異。
 8) 亦 欲 以 道 吾 懐 而 攄 吾 憤 也
2)書き下し文を確認する。
3)学習プリントの語句の意味に注意して訳す。
 12) 未 行 於 代。
  ・「未だ〜ず」で再読文字。
  ・まだ、世の中で読まれていない。
 然レドモ=しかしながら。
 僕=部下。
 閲ス=読む。
 再三=何度も。
 13) 又 安 得 寝 而 不 伝 歟。
  ・「安クンゾ歟」で反語。
  ・どうしてそのままにして伝えないだろうか、いや伝える。
 蓋シ=というのは。
 憤リ=胸一杯の思い。
4)「此」「授之」の指示内容は。
 ・旧文数十編。
 ・筆。
5)李徴が袁惨に次に頼んだことを理解する。
 ・世の中で読まれていない以前書いた数十編の詩の伝録。
6)その目的は。
 ・現在の文人の目に触れなくても、子孫に伝えられるから。
7)李徴の漢詩を聞いた袁惨の感想を理解する。
 ・格調が高く、内容が深遠である。
8)李徴が即興の詩を詠んだ理由を理解する。
 ・自分の中のいっぱいの思いを伝えたい。

6.偶 因 狂 疾 成 殊 類   災 患 相 仍 不 可 逃
  今 日 爪 牙 誰 敢 敵   当 時 声 跡 共 相 高
  我 為 異 物 蓬 茅 下   君 已 乗 軺 気 勢 豪
  此 夕 渓 山 対 明 月   不 成 長 嘯 但 成 皡
  傪 覧 之 驚 曰「君 才 行、我 知 之 矣。而 君 至 於 此 者、君 平 生 得 無 有 自 恨 乎」

1)生徒と音読する。
2)書き下し文を確認する。
 9) 君 平 生 得 無 有 自 恨 乎。
3)学習プリントの語句の意味に注意して訳す。
 偶=思いがけず。
 災患=災難。
 14) 今 日 爪 牙 誰 敢 敵。
  ・「誰カ〜」で反語。
  ・今日は、私の爪や牙に、誰が進んで歯向かうか、いや歯向かわない。
 声跡=声望と事跡。
 蓬茅=くさむら。
 長嘯=声を長く引いて歌う。
 才行=才知と品行。 
 15) 君 平 生 得 無 有 自 恨 乎。
  ・「〜乎」で反語。
  ・君は日頃みずから後悔することがないだろうか、いやある。
4)「覧之」「知之」「至於此」の指示内容は。
 ・李徴の即興詩。
 ・才行。
 ・虎
5)李徴の即興の漢詩の内容を理解する。

7.虎 曰「若 反 求 其 所 自 恨、則 吾 亦 有 之 矣。不 知 定 因 此 乎。吾 遇 故 人 則 無 所 自 匿 也。吾 常 記 之。於 南 陽 郊 外 嘗 私 一 孀 婦。其 家 窃 知 之、常 有 害 我 心。孀 婦、由 是 不 得 再 合。吾 因 乗 風 縦 火、一 家 数 人、尽 焚 殺 之 而 去。此 為 恨 爾」
1)生徒と音読する。
2)書き下し文を確認する。
 10) 若 反 求 其 所 自 恨、則 吾 亦 有 之 矣。
3)学習プリントの語句の意味に注意して訳す。
 16) 若 反 求 其 所 自 恨、則 吾 亦 有 之 矣
  ・「若シ〜バ」げ仮定。
  ・もし、私が後悔することを振り返れば、私も後悔することがある。
 17) 不 知 定 因 此 乎。
  ・「〜乎」で反語。
  ・きっとこれが原因だと思わないか、いや思う。
 記ス=記憶する。
 嘗テ=以前。
 窃カニ=こっそり。
4)「有之」「記之」「其家」「知之」「焚殺之」「此」の指示内容は。
 ・所自恨。
 ・於南陽郊外〜為恨爾
 ・孀婦
 ・私一孀婦
 ・一家数人
 ・於南陽郊外〜焚殺之而去。
5)李徴が虎になった理由は。
 ・未亡人と浮気をして、それがばれて交際ができなくなっことを恨んで、その家に火を  つけて一家を皆殺しにしたこと。



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人虎伝(化して異獣と為り)  学習プリント

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学習の準備
1.プリントに訓点を打て。
2.プリントの右側に、次の漢字の読み方を書け。
 方ニ 忽チ 遂ニ 自リ是 愈 則チ 甚ダ 既ニ 已ニ 然レドモ 尚ホ 従リ 正ニ 猶ホ 故ニ 見エ 因リテ 殆ド 勝ヘ 且ツ 耳 但ダ 殊に 道ヘル 未ダ
3.次の部分の書き下し文に注意せよ。
 1) 夜 聞 戸 外 有 呼 吾 名 者、
 2) 然 尚 不 忍、攫 生 物 食 也。
 3) 既 久 飢 不 可 忍、
 4) 非 不 念 妻 孥、思 朋 友。
 5) 何 尚 能 人 言 耶。
 6) 但 見 草 木 栄 枯 耳。
 7) 未 暇 食 也。
4.次の語句の意味に注意し、脚注を参考にして、全文を訳せ。
 客 去歳 忽チ 疾 不覚 愈 甚ダ 既而 照影 良久 然レドモ 忍ブ 一日 正ニ 徘徊 数四 神祇 一旦 分 呼吟 且ツ 多少 過客 唐突 故人
5.特に、次の文の訳に注意せよ。
 1) 時 正 餒 迫、徘 徊 数 四、不 能 自 禁、遂 取 而 食。
 2) 非 不 念 妻 孥、思 朋 友。
 3) 何 尚 能 人 言 耶。
 4) 但 見 草 木 栄 枯 耳。
 5) 未 暇 食 也。

学習のポイント
1.李徴が虎になるまでの経過を理解する。
2.李徴が虎になってから人を襲うまでの葛藤を理解する。
3.李徴が考える虎になった理由を理解する。
4.李徴が袁惨に会えないと考える理由を理解する。
5.虎になった李徴が人の言葉を喋れる理由を理解する。
6.袁惨に会った李徴の気持ちを理解する。
7.袁惨の李徴に対する気持ちを理解する。
8.指示悟の指示内容を理解する。





人虎伝(我、将に託する)  学習プリント
点検  月  日
学習の準備
1.プリントに訓点を打て。
2.プリントの右側に、次の漢字の読み方を書け。
 真ニ 而シテ 将ニ 平昔 安クンゾ 未ダ 何如 尽ク 敢ヘテ 既ニ 豈ニ 尚ホ 但ダ 已ニ 志セト 乃チ 於イテ 且ツ 固ヨリ 難シ 謀ル 使ムル 已ハリ 亦タ 然ラバ 則チ 当ニ 虞レ 然レドモ 即チ 甚ダ 閲シテ 蓋シ 而モ 道ヒテ 復タ 偶 蓬茅 長嘯 若シ 嘗テ 窃カニ 由リテ是ニ 
3.次の部分の書き下し文に注意せよ。
 1) 而 我 将 有 所 託、可 乎。
 2) 恨 未 知 何 如 事。
 3) 無 使 殍 死 於 道 途 
 4) 当 力 副 厚 命。
 5) 未 行 於 代。
 6) 又 安 得 寝 而 不 伝 歟。
 7) 蓋 欲 表 吾 外 雖 異、而 中 無 所 異。
 8) 亦 欲 以 道 吾 懐 而 攄 吾 憤 也
 9) 君 平 生 得 無 有 自 恨 乎。
 10) 若 反 求 其 所 自 恨、則 吾 亦 有 之 矣。
4.次の語句の意味に注意し、脚注を参考にして、全文を訳せ。
 而シテ 所託 可乎 平昔 尽ク 敢ヘテ 書 但ダ 志セト 資業 自ラ謀ル 道途 足下 休戚 然ラバ 厚命 然レドモ 僕 閲ス 再三 蓋シ 而モ 憤リ 偶 殊類 災患 声跡 蓬茅 長嘯 才行 記ス 嘗テ 窃カニ 
5.特に、次の文の訳に注意せよ。
 1) 而 我 将 有 所 託、可 乎。
 2) 安 有 不 可 哉。
 3) 恨 未 知 何 如 事。
 4) 君 不 許 我、我 何 敢 言。
 5) 豈 有 隠 耶。
 7) 豈 知 我 化 為 異 類 乎。
 8) 無 言 今 日 事。
 9) 無 使 殍 死 於 道 途 
 10) 当 力 副 厚 命。
 11) 又 何 虞 其 不 至 哉。
 12) 未 行 於 代。
  13) 又 安 得 寝 而 不 伝 歟。
 14) 今 日 爪 牙 誰 敢 敵。
 15) 君 平 生 得 無 有 自 恨 乎。
 16) 若 反 求 其 所 自 恨、則 吾 亦 有 之 矣。
 17) 不 知 定 因 此 乎。
学習のポイント
1.李徴が袁惨に最初に頼んだことを理解する。
2.李徴が袁惨に次に頼んだことと、その理由を理解する。
3.李徴の漢詩を聞いた袁惨の感想を理解する。
4.李徴が即興の詩を詠んだ理由を理解する。
5.李徴の即興の漢詩の内容を理解する。
6.李徴が虎になった理由を理解する。