コミュニケーションのわーく 4

■ねらい。★留意点

1.前回のふりかえりをする。
 (1)ワークをまとめたプリントを配布する。
 (2)各自読ませる。
  ★次の感想に注目する。
   5)普段の会話の中でも「このことを言っている」と質問もせずに勝手に解釈していると途中で「それ何の話してるの」と自分の想像と違うことになることがある。
   9)相手の返し方で変わるものだなと思った。
   10)聴き方の方法によっては、同じ言葉をしゃべっていてもいろいろな方向に言葉が流れていくのだなと思いました。
  ★簡単に補足説明をする。
2 .呼吸法をする。
 ★継続して、マスターさせる。
75 3 .トータル・コミュニケーションのテストをする。
 (1)組み合わせ表を配布して、順番を確認する。
 (2)「Work8 トータル・コミュニケーション・トレーニング」で復習する。
 (3)「トータル・コミュニケーション・評価シート」を14枚ずつ配布する。
 (4)評価の観点を説明する。
 (5)1組目から始める。1組3分、シートの記入に2分。
   ★途中、休憩を入れる。                       
10 4.ふりかえりシートを書かせる。
5.次回はテストをすることを伝える。
 ・ファイルは持ち込んでも良い。
 ・時間は40分間。                           

生徒の評価

10
1.うまく聴けたか
2.うまく話せたか
3.正しく評価できたか
4.コミュニケーションを理解したか
5.今日の授業の満足度

生徒の感想
1)話し手の気分は、その場の雰囲気によっても、変わってきた。クラスのみんなの視線や、聞く態度によっても話し方が楽になった。
2)話を聞くことは自分の知的やまったく違った考え方などを自分に与えてくれたりするから面白かった。
3)結構人と話したりするのは難しいということが分かった。
4)うまく話しているときはやっぱりみんなの受けも良いけれど、アカンときは反応も薄いので難しかった。
5)相手ばかりに話させるんじゃなくって、自分の話をしないと会話って続かないなと後で気がついた。
6)聴き手も重要だけど、話し手も一言で終わらせてしまうような話し方をするのはだめだなと思いました。
7)やる前は話し手の方が第一だと思って、話すネタとかどうしようかと思っていたけれど、やってみて思ったことは、聴き手の方がすごく大事だと思いました。聴き手が話しやすい話題を出してうまく聴いてあげれば、話し手は気持ちよくしゃべると思いました。
8)話すことよりも聴くことの方が何倍も難しいなと思った。
9)話をする話題でもコミュニケーションが大きく変わって行くので意味のわからないことを言うと会話が乱れるということが分かった。
10)人の会話を聴いて面白いなあと見ていたけれど、いざ喋ったり聞いたりする自分がやっているとうまく言えているのかなあってとか聴けているのかなと思ったら、あっと言う間に時間が過ぎて会話って難しいなと思いました。
11)会話は普段することなのに、よく考えてみるといろんな技法を使ってとても難しいものだなと思った。
12)最初、授業をやる前は二人で前へ出て、3分間も何話そうとか、しけたらどうしようとか思ってたけど、いざやってみたらそんな不安はどっかへ行ってよかった。こういうのは嫌いだったけど、今回やって少し慣れて自分のためによかった。みんな恥ずかしがっていたけど、こういう授業はなかなか経験できないのでいい経験になりました。
13)話す方より聞く方が難しいなと思った。みんないろいろな話があって楽しかった。
14)話し手の方がかなり楽しかったけど聴き手は難しかった。話がつまったりしたら困って止まってしまったのでしけてしまった。
15)面白かった。醍醐味があった。


教師の感想
 見ていてとても面白かった。テストとなるとみんな緊張してしまって、普段と違った固い雰囲気になった。やっているうちに、話すより聴く方が難しいことに気づき出したようだ。聴き手の聴き方いかんによって、どんとん話題が引き出されていくことがわかったようだ。
 ビデオを撮っておいて、後から見直しながら評価をしたが、ビデオを見ながらニコニコしている教師を、他の教師はどのように見ていただろうか。



コメント

ホーム