きっかけはひょんなことからでした。
宝納酒店 02年10月、太久保酒造に見学に行った際、同蔵の銘柄が買える店ということで教えて頂いた鹿児島市内にある宝納(ほうのう)酒店。焼酎の試飲ができる良心的なお店でしたが、「宝納酒会」という、焼酎だけでなく清酒やワインなど”本物のお酒”の素晴らしさを知り、楽しむサークルも主催されている酒店でした。
 焼酎を買いに行き、レジのカウンターで目に留まった「02年11月号通信」-。手に取ると”焼酎プロジェクトX”なるイベント情報が載っていて、「仕込み作業を手伝って頂ける人を募集しています」
 まだなじみのない客ゆえに、参加していいものか迷ったのですが、前日に電話をかけて、その旨を伝え、定員オーバーだったにも関わらず、快く了解して頂き、結局参加することに‥。

芋選別・芋切り作業

 当日の11月23日は、「芋選別・芋切り作業」という最も人手を必要とする日。場所は鹿児島市内にある某蔵。
 集合時間の8時30分に着き、まずは作業の段取りの説明を受けたのですが、その中で「納豆が好きな方?」と質問され、「ん・・?、納豆の朝食サービスでもあるのかな?」とおずおずと手を挙げながら卑しいことを考えていると「今朝、納豆を食べてこられた方?」と更なる問い。どうやらサービスではなさそうな気配・・・^^;
 実は納豆菌は強力で仕込みの麹菌に悪さをしてしまうんだそうです。そのために蔵で働く方々も朝食に納豆はご法度になっているとか。「へェ?、そうなんだ-。よかった、食べてこなくて‥」
 第一関門を何とかクリア(?)して、蔵の通常の仕込み作業の邪魔にならないように、隅(すん)くじらでいもの選別と切り落とし作業の始まりと相成りました。
 腐った部分が少しでもあったら、味に影響を及ぼす-とばかりにコガネセンガンを手に取り、見てみるのですが、ほとんどというか、全く削ぎ落とす部分はなく、両端を包丁で切り落とすぐらい。いも造りの名人に頼んだ芋とあって、新鮮できれいな芋だったようです。それにしても切った瞬間に切り口から染み出る乳白色のデンプン質にはびっくり‥。
 ”お茶タイム”のひととき、蔵のご好意により、そのコガネセンガンを薄く輪切りにスライスして揚げた”いも天”を作っていただき、頬張りましたが、その旨いこと。「この芋は食用としても十分な出来‥」と蔵の担当者。聞けば食用と焼酎用とでは、作り方がちょっと違うとのこと。はてさてこんなにもおいしい芋を使って、どんな焼酎が出来るんだろうと、期待は膨らむばかり・・・。

処理前の黄金千貫
処理前の見事な黄金千貫
 後半の部も予想を上回るハイペースで芋切り作業は展開。800キロ近くあった芋の入ったかごも見る見るうちに処理され、遅れて参加される方のために、残しておかねば-という余裕も‥。
 ところでこのいも切り作業、繁忙期には一人で一日に1000キロ近く処理すると伺って、もうびっくり‥。正味2時間もしていないのに”へっが出おた”身にとって、とても務まるものではなく、体験作業だけで十分でした。
 いも切り作業が一段落したところで、米麹作りを見学。
 洗ったばかりの150キロもの米が、ものの20分足らずで蒸し上がり、すぐさま広いテーブルに移される。巨大な扇風機で風を送りながら、スコップで蒸し上がった米をすくい上げるようにしてかき混ぜ、荒熱を取る作業に。全く無駄のない一連の作業に見とれてしまいました。スコップを借りて”かき混ぜ”をさせてもらいましたが、息がすぐさま上がってしまうほど、腕力のいる力仕事。すぐ交替、、でした。
 荒熱が取れた時点でいよいよ種麹をまぶす作業。割合は米の量の千分の一とかで、丼一杯程の量の黒麹がまかれ、13〜14人がかりで広いテーブルを取り囲むようにして一斉にまぶし始めたのですが、しばらくするとうっすらと汗をかくほど。普段はこの作業は3人でされるそうで、大変な労力が必要なんだと、改めて手作業での苦労を感じた次第でした。
 蒸したいもの入った仕込みタンク内を櫂棒で攪拌する作業も体験させてもらいましたが、いもの固まりなのかかなりの抵抗があり、こちらも慣れないと腰を痛めそうな、見た目よりずっとハードな作業で、アップアップ! すぐ交替でした‥。

種子島紫
お土産に頂いた種子島紫
 昼前に作業は無事終了。お土産にさつまいもを頂いた後、試飲コーナーに一目散。代表銘柄を何杯も頂きながら、昼間っから”だいやめ”でした。「参加させてもらってよかった‥」と心地よい疲労感に浸る一方で、焼酎造りの大変さをほんの少しながら身をもって体験することができ、蔵人の焼酎に対する愛着がよくわかったような思い。たった半日、作業にタッチしただけなのに、まだ見ぬ焼酎への愛着が既に芽生えつつあるのですから‥。


蒸留作業見学

 12月2日朝7時半から、いよいよ仕込みを終えたモロミの蒸留作業が始まると聞き、見学に行ってきました。
酒精計
酒精計
 ちょっと遅れたせいか、着いたときには既に初垂れがタンクの中に滴り落ちているところでした。「飲んでみますか?」と差し出され、一口含んでみると、これがまた旨い。香りもきつくなくまろやかな味わい。まさか、30分近く師走の風の中をペダリングしてきたばかりで、寒さで感覚が麻痺している訳でもないし‥。ますます4月の製品化が楽しみになってきました。
 ここまでこれたのも宝納酒会のメンバー各位のこれまでの努力の結晶だろうと思います。参加させて頂いて改めてお礼を申し上げます。
 一足お先に飲ませて頂き、スンマソン‥でした^^。


焼酎発売

Be-Kagoshima 平成14年早春に始まった「焼酎プロジェクトX」。1年6カ月の時を経ていよいよ発売となりました。酒名は「Be Kagoshima 2002」。美しい郷土、鹿児島がいつまでも鹿児島らしくあるように「鹿児島であれ」という願いを込めたものだそうです。詳しくは焼酎1本、1本に巻いてある”趣旨書き”に書いてあります。
 発売初日、早速購入し、ダイヤメでした。香味の特徴をすべて伝えるために無濾過仕上げになっているとのことでしたが、そのまろやかで優しい味わいは、本当に無濾過? と疑うほどの飲みやすさ・・!
 それもこれも”趣旨書き”に書いてある米農家やさつまいも農家の方を始めとし、蔵の皆さん、そしてドンキホーテ的気持ちを持って各作業に参加された会員の皆さんの人情や温もりといったものが、見事なハーモニーとなって醸し出された結果であることは言うまでもありません。  


焼酎プロジェクトX 2003

田植え ヤキモキしながらも6月12日に発売された「Be Kagoshima 2002」。実はそれに先立ち、5月31日にはさつまイモの苗植え会が頴娃町の畑で行われていたのです。前回同様、開聞岳を望む、福元さんの広大な畑で。
 「Be Kagoshima 2003」の始まりでした・・。どうやらこの企画、体力の続く限りエンドレスで行われる気配・・。
 さつまイモの苗植え会には参加できなかった身にとって、6月29日に予定された田植え会には是非とも行かねば‥と参加を伝えて、いよいよ当日・・。
 どんよりとした曇り空は今にも泣き出しそうな天気。天気予報で昼前から雨は上がることを確かめ、小雨の中、7時30分にペダリング開始。
 川辺峠の上り坂では、体内の熱気を雨が程よく抑えてくれ、気持ち良い余裕(?)のペダリングだったのですが、次第に雨脚が強まり、やむなくそば処の軒先を借りて緊急避難。
 それからも天気は一向に回復の気配を見せず、雨宿りの連続でした・・。

Apuさん田植え
慣れた(?)手つきのApuさん
 川辺町宮の射手園さんの田んぼに着いたのは10時50分。30分ほど前に着いたという宝納酒会のメンバーが既に苗を植えている最中でした。さぁ、作業体験といきたかったのですが、濡れた体にずっと風を受け続けた影響で、鳥肌が立ち、震えが止まらない状態。この上に足まで冷えると思うとすぐには手伝えず・・。
 しばらく写真を撮ったりしているうちに、作業は終了。「なんしけ(何をするために)、来たのけ?」と言われそう・・! 天気さえ良ければ・・。
 その後、雨のために近くの神社の軒を借りての”早苗饗(さなぶり)”。ビールには目もくれず、焼酎のお湯割りをいただき、ホットひと息。銘柄はもちろん「Be Kagoshima」。冷え切った体に旨かったのは言うまでもありませんが、降り続く雨の中、帰りが心配で西の空の雲ばかり気にする、何とも落ち着かない初めての早苗饗となってしまいました・・。
 帰りは川辺峠のトンネル手前で雨がやっと上がり、下りはそれまでのうっぷんを晴らすかのように、飛ばし、2時間ちょっとで帰宅。「雨降って地固まる」通り、田植えには良かったのでしょうが、「雨降って”地”が出せず」ちょっぴり悔いの残る田植えペダリングでした・・・。  


焼酎プロジェクトX 2003 稲刈り

稲刈り
稲刈り作業中の射手園さん
 10月12日稲刈り交流会当日の朝。どんよりと曇った空を見ながら、迷った揚げ句にペダリングは断念することに・・。
 その後、今日の稲刈りは延期になったことを宝納酒店からのメールで知ることになるのですが・・。
 直前になって、どうも稲の実入りが今一つのために1週間ほど延ばしたいと射手園さんから連絡があったものの、急なスケジュール変更の都合がつかず、一応”イベント”として決行する旨の内容でした。無理して行かずに良かった、、と昼から降り出したどしゃぶりの雨を見ながら、胸をなでおろしたのは言うまでもなく・・。
 ひょっとして雨男でもいるんじゃ・・・!?

 1週間後の10月19日は爽やかな秋晴れ。前日、宝納酒店から連絡を取っていただき、一人で稲刈りをされている射手園さんの田んぼへ。貴重な時間を割いていただき、話を伺いました。

 ところで話は変わりますが、栗野町にある野外美術館・霧島アートの森で開かれていた写真家”天才アラーキー”こと荒木経惟さんによる「鹿児島ノ顔展」-。全国47都道府県に暮らす人々の顔を撮影しようという壮大な「日本人ノ顔」プロジェクトの鹿児島版で鹿児島在住の500人の顔写真が展示されていました。
 その荒木さん曰く「顔にはその人の行きざまや価値観、教養といったものが詰まっていて、それをさらけだして生きている。いくら上から塗りたくっても隠せない何かが顔にはある。表情は正直だ。顔は一番の裸だ」とし、「パンツは顔にはかせるべし」と・・。

 射手園さんの顔はそういう意味でも実にいい穏やかな表情をされているなぁと思うことでした。魚粕(ぎょかす)を使った有機栽培は自然に優しく、また人にも優しいものの、稲穂の高さは周りの田んぼのものと比べると明らかに低いものでした。家畜のフンを使えば、大人の腰の高さほどにもなるそうですが、そんなことは気にされずあくまでも作り同様の自然体。
 周りの刈り取られて数日は経っている田んぼに草が全く生えていない不自然な光景を目の当たりにし、射手園さんの言葉に納得しながらの帰路となりました。  


焼酎プロジェクトX 2003 芋切り

今年のいも
今年のコガネセンガンはでかいものも・・
 11月30日、今年もいよいよ芋切り、仕込みの日がやってきました。今回の参加者は女性5人を含めた15人。
 いもの大きさは天候に左右されるばかりでなく、根起こしや施肥の仕方によっても違ってくるのだそうですが、今回のコガネセンガンは大ぶりのものが多く、中には隣に座って作業していたこだまさぁの顔より大きいものもあり、前回よりちょっぴり”切り甲斐”があったような・・。
 それでも人海戦術のかいあって、750Kgのいも切りが1時間足らずで無事終了!フゥ〜! と思いきや、ひげ根が残っているいもがある・・?? 初参加の方が処理されたものでした。おいしい焼酎を造るためには労苦は惜しまず、、とばかりに再びケースからいもを1個ずつ取り出し厳しく(?!)チェック‥。他のいもがベルトコンベアに乗り、いも蒸し機に次々と運ばれている傍ら、立ったままの作業を続け、何とか終了!でした。ハイタタタッ…^^
 今回は体験作業はなく、ちょっぴりガッカリ! もっともあったとしても、すぐにギブアップでしょうから、加勢にはならなかったでしょうけど‥。その代わりに樫樽貯蔵庫の見学があり、その後、お茶タイムならぬ焼酎タイムとなり、さつまあげをつまみに午前中からミニダイヤメでした。 


焼酎プロジェクトX 2003 蒸留作業

蒸留機
蒸留作業
 2次仕込みから9日経った12月9日、今回も最後の工程である蒸留作業を見学させてもらいました。10時半にもろみが入った蒸留機に蒸気を入れ始めてから、待つこと30〜40分でハナタレが出始めたそうです。その度数は70度前後あるとか。この蒸留作業はメートルボックス内の酒精計(比重計)で度数管理を行うのですが、その測れる上限が50度のためにそれ以上はおおよその度数ということになります・・。
 蒸留作業は、だいたい3時間前後かかり、もろみの量から計算すると460リットルの原酒が取れるそうです。ただ、量を増やすためだけであれば末垂れのカットを長くすればいいのですが、酒質に大きく影響を与えるために、酒精計はもちろんのこと、滴り落ちる原酒のにごり具合や香りを確認しながらの判断となり、迷うところのようです。
初垂れ
左が70度、右が60度前後ある初(はな)垂れ
 蔵に着いたときは既に2時間以上経過していましたが、取り置きして頂いていたハナタレを早速、試飲させてもらいました^^。滴り始めた直後のものと、50分位経過したものの2種類。直後のものは米麹に由来するエステル系の香りが強く、もう一方はグッと芋の香りが際立ち、味わいがこんなに違うなんて・・。
 ところで、全く知らなかったのですが、味わってみて「ん??」と思い、恐る恐る聞いてみると今回のBe Kagoshimaは白麹仕込みということでした。やっぱり・・!
 「PB銘柄という、たいそうなものではなく、お遊び的な要素でやってるので、白麹にしてみた」と控えめなお人柄からか謙遜される宝納店主さん。「白と黒を交代で造ってみたい〜」ということでした。それにしてもこれだけ贅沢な原料を使い、採算を度外視した焼酎って他にあるのでしょうか・・?
 尚、今回は瓶詰めもちょっとひと工夫あるようです。4月の発売が待ち遠しい・・・!


焼酎プロジェクトX 2004 いも苗植え

特別チャーター便 梅雨入りした翌日の5月30日、「所により雷雨」の予報は見事に外れて蒸し暑い真夏日となりましたが、もしかすると頴娃町耳原地区の方は雷以上にヒッタマガッタかもしれません。南国交通のリムジンバスが狭い道路を走ってきたのですから‥。
 この日、焼酎プロX-2004のプロローグとなる「カライモ苗植え会」とプロX-2003エピローグとも言うべき「完成祝賀会」を同時開催しようという企画のために貸切バスの出番となったものです。
 現地集合組と合わせた20数人で早速、「六地蔵園芸」の圃場に向かいました。同園芸代表の福元さんがチビッコに手ほどきをされ「このように小学生でも簡単にできますから‥」と説明を受けた後、早速苗植え開始。土を細長く盛り上げた畝に張られた雑草除けのためのビニール。等間隔に穴が開けられていて、そこに苗の先端から1センチ位の部分を竹で作った”苗植え棒”で押さえながら地中にゆっくりと差し込み、軽く土を押さえて一丁上がり! 人数が多かったこともあり、ものの15分もかからず、あっけなく終了でした。
苗植え プロXの契約分は6畝でしたが、これだけで1トン近いイモが収穫できるそうです。機械に頼らず、手で行うのは、差し込みのときに、折れたりしないようにするためと後で伺いましたが、確か1〜2本折れたような感触が・・。 まっ、よか^^ 11月には立派なコガネセンガンができることでしょう。
 その後、いよいよお待ちかねの祝賀会。当初、野外パーティの予定でしたが、大事をとり、近くの公民館を借りてのお披露目となりました。ビールでのどを潤した後、待望の「Be Kagoshima 2003 白麹仕込み」で乾杯。上質な甘味とすっきりとしたのど越しで飲みやすく、杯を重ねたのは言うまでもありません。料理は野外料理研究家の有馬さんがわざわざ来られ、厨房で調理したばかりの品々。とんこつ、つけあげ、ゴーヤチャンプルーなどなど、郷土料理を見事にアレンジしたものばかりで、飲ん方モードに突入しない方がおかしい、というもの。福元さんも「きょは、も、しごっはやめじゃ! ほい、おまえも飲め」と若い衆に勧めるほどのご機嫌に‥。(いや〜、久しぶりに聞いたエイ語に昔の友人を思い出してほのぼのとした気分になってしまいました・・)
苗植え 焼酎マイスター「呑貴宝手」認定書授与式も厳かに行われ、盛況のうちにお開きになってしまいました。帰りのバスの中でもコップだけは手放すことなく、帰り着く頃には、日焼けなのか、焼チュ焼けなのかわからない状態で爆酔、爆睡でした‥。


焼酎プロジェクトX 2004 田植え

稲刈り
”雨男”返上のこだまさん。絵になってます‥
 6月27日、真夏日となった梅雨の中休み。
 川辺町宮の射手園さんの田んぼに集合した14〜5人で田植え会が行われました。
 田んぼはきっちりと四角になっていないことから、機械で植えられなかった部分は手作業になるのですが、担当する区域はその残してあった両側の畦沿いでした。ロープを張り、ヒノヒカリの苗を等間隔で植えていく作業は、気持ち良さそうにカエル泳ぎをするカエルを横目にしながら、ぬかるみの感触も心地よく楽しめ、もっと植えたいと思うほどで、1時間もかからず終了。
 その後は近くの飯倉神社に移動しての「早苗饗」。ろーどーで汗を流した後の、ビールはおいしく、Apuさんがいないことをいいことに焼酎もロックで頂きました^^(Apuさんは夏でも「男は黙ってパ〇〇一丁でお湯割り‥」派です。頑固一徹)。焼酎の銘柄はもちろん「Be Kagoshima 2003」。去年の早苗饗では寒くて震えが止まらず、いきなりお湯割りを頂き、体をあっためたことが懐かしく思い出されます。雨男返上のこだまさんに感謝!
 神社の境内には「川辺の大クス」があり、これは県内では「蒲生の大クス」、「志布志町安楽の大クス」に次ぐものとか。根本周囲が22mもあり、樹齢は1200年という大クスからの木漏れ日は、射手園さんの米作り同様に自然に優しく、また人にも優しく感じられる柔らかいものでした。ダレがやんだのは、焼酎だけのせいでもなかったようです。もっとも、ダレがくるほどたいしたろーどーもしていないのですが・・。
 その射手園さんに「呑貴宝手」認定書が手渡され、お開きとなりましたが、「最初かぁ最後ぎぃコップを放さず」状態だったのはこだまさんと二人だけ。しっかり元は取ったような‥^^
 尚、草取りは来月中旬頃に予定しているそうです。


焼酎プロジェクトX 2004 田の草取り

草取り
炎天下、草取り開始‥
 田植えから3週間が過ぎた7月18、19日の両日、草取り会が行われました。2日連チャンで参加すると「草取り名人」の称号を頂けるということでしたが、都合により、19日の「海の日」だけ参加。「海の日は田んぼに行こう」って宝納酒会通信のキャッチフレーズに躍らされた訳ではなく、海の日はさすがにペダリングでもない、やっぱシュノーケリングでしょ‥とあまり気乗りはしなかったのですが・・・^^
 そんな思いも靴下1枚で田んぼに足を踏み入れると水の冷たさとめり込む土の感触に「気持ちいい〜」
 ‥と思ったのもつかの間でした。ヒエなどの雑草が結構生えている中、中腰での作業は慣れないこともあって、また稲との区別が素人には分かりづらい上に、進むにつれて水はなまぬるくなるし、おまけに梅雨明けの炎天下。「ハイタタっ、ヘッがデオタ‥」と、まだ5分の1も進んでない地点で伸びをする情けないありさま‥。
ジャンボタニシの卵 それでも、久しぶりに見るおたまじゃくしや、初めて見る淡いピンク色のジャンボタニシの卵にちょっぴり元気をもらいながら、黙々と進んでいくと、半分もこないあたりから急にヒエが激減し、ほとんど歩くだけとなってあっけなくゴール。
好物のキュウリ 用水路からの水が流れ込むスタート地点の方がヒエが多く、この水がヒエの”素”を運んできていたようです。加えてジャンボタニシの卵も‥。卵は取らずにそのままにしていて欲しいと言われたのには訳がありました。実はこのジャンボタニシ君、ヒエを好んで食べるんだそうです。ところが食べ尽くしてなくなってしまうと、今度は稲まで食べてしまうために、そうなる前にある好物を与えるんだそうです。ヒエが全くない、隣の田んぼは何故かキュウリがプカプカ浮いている状態でしたが、これで納得。キュウリが好きだったとは‥。「来年は草取りは必要ないかも」と射手園さん。ジャンボタニシ君の働きに期待を寄せておられるのは分かりますが、うまく”飼育”できるものか、はてさて‥。
 もっとも、草取りの必要はなくても、田んぼを歩くだけで土の中のガスを吐き出し、活性化させる効果があるんだそうで、「草取り会」はなくても「田んぼを歩こう会」って企画が出てきそう‥。
 それにしても、無農薬にこだわる射手園さんの姿勢にはただひたすら頭が下がる思いです。ダイヤメをしなくても、ぐっすりと眠れるほど、体力を消耗されるそうで、「寿命がちょっと延びた」と今回の草取りに対して感謝されていましたが、それも冗談に聞こえない程、頑固なまでのこだわりようです。
茶話会 草取りも無事に終わったところで、近くの高良酒造に移動し、庭先をお借りしての茶話会となりました。Apuさんは、早速、Be-Kagoのお湯割りを手にし、ご満悦な表情。こちらはロックで頂こうとしたのですが、Apuさんの無言のプレッシャーに、取材に来ていた某国営放送のカメラ以上に緊張してしまい、断念。それならばと、割り水に使用している湧き水で水割りを作り、頂きましたが、その旨いこと! ナンチュはならん味わい、でした。そしてショケはその涌き水で冷やしたトマトの丸かじり。トマトがこんなに合うなんて‥。あっという間に1升瓶が底をつき、お開きとなりましたが、茶話会じゃなくて、酎話会だったような・・。
 小腹がすいたこともあり、帰りはそーめん流しに寄ったのですが、男衆6人が注文したのは何故かそーめんのみ。ちょっと侘しいと思われたのか「ビールでも飲まんと恰好がつかんど‥」と宝納店主さんの勧めで、Apuさんにご足労をお願いしたところ、戻ってきた手には、しっかりと焼酎のお湯割りが‥。「ハハッ、やっぱりね‥^^;」
 地元だけあって、銘柄は「さつま寿」でしたが、冷たいそーめんにこれがまた合うんですね。夏でもお湯割りっていうApuさんの、こちらも頑固なまでのショチュへの”たぎった(熱い)”思いをしっかりと教えられたような‥。


焼酎プロジェクトX 2004 いもの蔓上げ

蔓上げ
慣れない中腰の作業は”ヘッ”が出ます‥
 残暑厳しい9月12日、いもの蔓(つる)上げ会が行われました。
 5月30日の苗植えから3ヶ月とちょっと。今年は天候にも恵まれ、暑い日が続いたこともあり、畝と畝の間が分からないほど蔓が生い茂り、順調に育っているようです。
 この四方に伸びた蔓に根が生え、根付いてしまうと養分が分散して小芋ができてしまい、親芋が十分に成長できなくなってしまうんだそうです。そのため、それを防ぐために根付いた蔓を引っこ抜く「蔓上げ」が必要になってくるという訳です。
 足の踏み場もないほど生い茂った蔓は、隣の畝を越えて伸びている”元気ぼ(者)”もいたりして、その複雑に絡み合った蔓を元の畝に戻すのは根気のいる厄介な作業。無理をして蔓をちぎってしまっては元も子もなく、なかなかエンジンがかからないでいると、「無理をしてまできれいにかき分ける必要はない」と言われ、根付いている蔓をまずは引っこ抜き、後は適当に足の踏み場となる空間を確保しながら前に進むことに‥。
いも畑
蔓上げ前のいも畑。後方は開聞岳
 それでも中腰の姿勢は長続きせず、しゃがみ込んでみたりと悪戦苦闘。慣れている(?)こだまさんは、手際良く突き進み、こちらがまだ3分の1もいかないうちに既にゴールして一息入れている‥。さすがです。
 時折、手のひらに収まる位のプチイモも姿を表す中、蔓上げって何回も行うものか尋ねてみると「ここの土地は1回で十分でしょう。ただ、土の状態次第などで2〜3回しなければならないところもあるかも‥」と宝納店主さん。「うへっ、この作業を2〜3回‥?」 聞いただけで立ちくらみがしそうなアンベ(気分)に‥。
 9時半に開始してから1時間半近くかかり、10人がかりでようやく蔓上げ終了となりました。午前中とはいえ、真夏日の炎天下。汗びっしょりとなり、皆さんが水分補給をする中で一人だけ宝納車のクーラーボックスから残っていた缶ビールをこっそり‥。実は今回の蔓上げ会はバーベキュー大会も兼ねていて、昨日から近くの公民館に泊まり込み、懇親会を開いていたという次第。都合で参加できなかった身にしてみれば、遅れ馳せながら「乾杯」のつもりが、「うわっ、ぬるっ」
 手触りでそんなに冷えていないのは分かっていたので、開けなければよかったと思っても後の祭り。まさか捨てるわけにもいかず。潤うはずののどが何故かやたらと乾いていくばかり‥。
 慣れないせいか、チャリで坂道を漕ぐよりきつく感じたろーどーが終わり、すったい(非常に、とても)ダレきっていると、こだまさんが「ダイヤメが旨んまかですよ」とニンマリ。 帰ってから、仕切りなおしといきますか。

苗植え この日は久しぶりのペダリングでした。加えて頴娃町までのルートとなる知覧峠は、チャリでは初めての道程。地図帳で距離を測り、おおよその所要時間を算出。9時半までに着くために若干の余裕をプラスして、出発したのが朝の5時半。
 途中、平川にあるヨットハーバーの堤防で予定通り簡単な朝食を取っていると、雲の切れ間から朝日の光が海面に差し込み始め、その幻想的なシルエットにしばしうっとり。
 痛めていた腰が完治しないままで、サロンパスを貼りながらのちょっぴり不安が残るペダリングでしたが、自然の織り成す雄大で、そして粋な演出に元気をもらい、いざ峠へ。
 およそ7キロの坂道を40分で登りきり、しばらくは気持ちいい下りを満喫。それも束の間、知覧の街中に至る手前では、道路沿いの田んぼのところどころで稲が大きくおじぎをしている格好になっていて、先日の台風による被害を目の当たりにすることに‥。
 宝納酒会通信によると、川辺の射手園さんの田んぼも被害に遭い、強風に叩かれてほとんどの稲穂に褐変が生じ相当の収量減になるかもしれないということでした。「台風はどうしようもないし、悔やんでも仕方がない。残ったものをどう育てていくか、これからが肝心。耕作の1年のリズムを途切れさせたらいけない。耕地が持つ悠久な時間の流れを止めることのないように気持ちを切り替えて働かねば‥」と落胆はされながらも、あくまでも前向きに言っておられたそうです。何も力になれないもどかしさを感じながらも、少しでも多くの収穫ができることをただ祈るばかりです。
いも畑
お土産に頂いた紅さつま
 自然は時にすばらしい演出で、愉しませてくれることもありますが、逆に無情な仕打ちで苦しませることもあります。そんな優しさや厳しさをあるがままに受け入れられることは、真剣に向き合っているからこそできることであり、並大抵のことではないのかもしれません。
 過去から未来へと途切れることなく流れる悠久の時間の中では、ほんの一瞬の取るに足らない出来事なのかもしれません。ただ、自然との共生を深く考えた、大地にも人にも優しい取り組みは、経済効率優先や目先の欲にだけ捕らわれたものに比べるまでもなく、光り輝いたものであり、受け継がれていって欲しいと願うものです。何も農業だけに限ったことではありませんが‥。
 自然の営みを理解し、手を加えすぎることも抜くこともない、後世のことまで考えた不断の努力こそ、自然体のなせる業と言えるのかもしれません。
 漕いでいさえすれば、多少の時間的ロスがあろうと、目的を達することができるペダリングの噴き出る汗水なんて、まだまだ生ぬるいもんだなと思いながらの復路。いつしか腰の痛みも吹き飛んでいたようです。思わぬ逆療法になってしまったようで‥。


焼酎プロジェクトX 2004 いも掘り

いも掘り
今回は”ヘッ”が出る間もなく‥
 南国・鹿児島でもさすがに朝晩の冷え込みが厳しくなってきた晩秋の11月27日。頴娃町耳原の福元さんの畑でイモ掘りが行われました。前回走破した時間を参考にし、集合時間10時に間に合うように出発したのは朝の7時。鼻がズルズルしっ放し状態で漕ぎ続けながらも、知覧峠を上りきった頃には、逆に汗ビッショリ状態に。風を切りながら楽しめるはずの下りの寒いこと、寒いこと…。「こいやっで、冬は好かんたらい‥」と思いつつも、途中30分の休憩を挟み、2時間半を切る好タイム(?)で、10時5分前に無事到着。
 畑では、福元さんが作業しやすいようにと、覆っていた葉や蔓を機械で取り払っていたために、片手でヒョイと取り上げるだけのいも掘りとなり、また参加者も17人と多く、3畝分の作業は1時間もかからずにあっけなく終了でした。
 「たまごよりしたはだめ」と福元さんの言われる言葉が、最初わからなかったのですが、「(直径の大きさが)卵の大きさより下のイモはダメ」という意味だとしばらくしてわかり、頴娃語の難しさを改めて実感しつつ苦笑い。同じ鹿児島でもこんなにアクセントが違うなんて・・。
 「残ったイモは全部持ってって」と福元さん。大き過ぎるイモや小さくて残ったイモをビニール袋に入れた後、隣の畝に残っていたベニハヤトも入れている参加者を遠くに見ながら「あのイモは食用じゃないんだけどなぁ‥」フレークの材料になる加工用のイモだそうで、味がないとか。
 さつまいもにはアミラーゼという糖化酵素が含まれていて、熱を加えるとでんぷんを糖化させるために甘くなるんだそうです。その度合いも時間が長いほど増すとか。また「煮るよりは蒸す、蒸すよりは焼く」方が甘みが増すために、石焼きイモのようにじっくりと焼いたサツマイモはまさに理にかなった調理法といえるようです。我が家で調理する場合はサツマイモをアルミホイールで巻き、ストーブの上で焼くと石焼きイモに負けず劣らずの味わいを楽しめるそうです。その際サツマイモをさっと水にくぐらせることが酎意するポイントだそうです。
 いずれにしても、「電子レンジなど短時間で加熱したものは、甘みが少なく、時間をかけるほど旨くなる」って、黒千代香でゆっくりと燗をするとさらにおいしくなる焼酎に共通する部分があるような‥。


焼酎プロジェクトX 2004 芋切り

今年のいも
切り終えたイモは計量してコンベアへ
 11月28日、芋切り日。都合により参加できませんでしたが、翌日、蔵に行ってみると‥。待っていたのはいきなりのイモ切り作業でした。
 せめて写真の一枚だけでもと軽い気持ちでいたので面食らってしまったのですが、よく考えてみたら、今年は二仕込みということで納得。平日ということで他に参加者は誰もいなくて、宝納店主さんと蔵子お二人、それにおばちゃんの合わせて5人での作業。
 積み上げられた700キロ以上あるコガネセンガンを前にちょっとブルーな気分にもなってしまいましたが、まさか逃げ出す訳にもいかず‥^^; 覚悟を決めてイモの両端を切り落とす作業に突入でした。
 それでも「きれいなイモ。うちんのもこげんきれいやったら‥」とおばちゃんが口にしたとおり、傷んだ部分はほとんどなく、しかもきれいに水洗いを済ませてあったために、快調なペースで作業は進み、1時間もかからずに終了でした。途中で頂いた、度数が50度以上はありそうな”栄養ドリンク”の効き目もあったのかもしれません^^。
 昨日、処理したイモは黒麹仕込み、今日の分は白麹仕込みとして一次もろみと混ぜ合わせ、かめつぼの中に仕込まれます。今年の米は台風の影響などで、やや小粒だったそうですが、かえって上質な一次もろみができていたようです。またまた蒸留が楽しみです。


焼酎プロジェクトX 2004 蒸留作業

蒸留機 前回同様に2次仕込みから9日経った12月7日と8日の両日、待ちに待った蒸留作業が行われました。
 その割りには黒麹仕込みの醪を蒸留する7日、深く寝ていたために起きれず、蔵に着いたのは昼過ぎ…。不覚! 既に2時間ほど経過した中垂れの後半の頃でした。
 ボイラーの蒸気圧に目をやりながら原酒の滴りを見守る宝納店主さんに、初垂れを差し出されるままに口にすると、高濃度のむせ返るようなのど越しながら、柔らかいコクが感じられる味わい。どうやら今回の出来も上々のようです。
 その後、中垂れも口にさせてもらいましたが、度数は25度近くあるのに何かが足りない、奇妙な味わい。香味成分が抜けているのか、消化不良を起こしそうな感じ。蔵子の密かな楽しみとも言われる初垂れは何回か味わったことはあるのですが、中垂れは初めての体験。ちょっと意外な味わいでしたが、これらが合わさってバランスの取れた原酒ができるのでしょう。
 8日の蒸留は白麹仕込みの醪。さすがに2日連ちゃんで遅れるわけにはいかず、10時に到着。蒸気を吹き込んでから30分近く経過した頃、冷却装置に取り付けられたパイプから湯気みたいなものが出始めました。ガスなんだそうです。と、酒精計に入っている比重計が上下に大きく揺れだし、初垂れが滴り始めました。度数は70度を越えるために50度までしか量れない比重計は沈んだままとなり、当分上がってくる気配もなく‥。
 この日は精酎組のこだまさんも立会いされていて、写真をビシ、バシ、初垂れをグビグビ‥! いや、もとい神妙な面持ちでチビチビ‥! ご満悦の様子でした^^
 発売は春先になりますが、白、黒どちらも楽しみ‥。宝納店主さん、間違ってもろ過をかけないようにお願いします^^;


焼酎プロジェクトX 2005 蒸留作業

酒精計
アルコール比重計は沈したまま‥
 11月28日、焼酎プロジェクトX2005の蒸留に立ち会ってきました。
 10時13分、蔵人がコックを目一杯開き、蒸気を入れ始めると、「ブォー」という鈍い音。前日の夕方から蒸留機の中で最後の眠りについていたもろみが”胎動”を始めた瞬間でした。そして48分、酒精計に入っている比重計が上下に大きく揺れだし、初垂れが滴り始めました。そのとき酒精計に入っている温度計の目盛は28度を指していました。
 早速、蔵人の密かな楽しみとも言われる初垂れを試飲させてもらいましたが、上々の出来でした。ところがしばらくしてから再度、口にしてみると先ほどとは一変。むせ返るような、舌にやや刺激を感じる味わいに変化していてビックリ。グラスに入れたまま放置していたために酸化もあったようですが、常温に下がっていたために変化したのでは? と宝納店主さん。初垂れの銘柄を購入して味わうときは、28度くらいまでちょっと温めると”出来たて”の味わいにより近くなり、楽しめるのかもしれません。
 この日は黒麹仕込みの蒸留で、明日は白麹仕込み。そのもろみはまだかめ壷の中に眠っていましたが、この段階でアルコール度数は21度。焼酎アロマとばかりにたっぷりと嗅がせて頂きました^^
 我が子の誕生を温かく見守るような眼差しで付きっきり状態の宝納店主さんにお礼を言い、蔵を後にしましたが、これって”参加”になるのでしょうか? 写真を撮ってもらいながら「一応、参加ということで…」とおっしゃって頂きましたが・・・。まっ、そんなことより今回も白麹仕込みと黒麹仕込みの2バージョンが楽しめるのは間違いなさそうです。


焼酎プロジェクトX 2006 いも苗植え

苗植え
今回は見したんしが、うぐ参加‥と、自分が見したん奴!?
 平年より3日早く梅雨入りした鹿児島地方。空模様が心配されましたが、2日後の5月28日は薄曇りのまずまずの天気。今年も「Be Kagoshima2005完成祝賀会&芋苗植え会」が頴娃町の耳原地区で行われました。昨年はほとんどの行事に参加する機会を逸してしまった身。ここはしおらしく(?)新人のつもりで参加させていただきました。
 恒例となった貸切バスで中央駅前から移動すること1時間半余り、耳原地区の公民館に到着。やっぱりチャリより楽チン、ラクチン‥。現地集合組として既に到着していたこだまさんに車窓から手を振ると「チャリは?」のジェスチャー。腰を指差して手でバッテンのジェスチャーを返すことに…。
 今回は初めてお会いする参加者を含め、総勢40名近い人数。6畝分の苗植えは半時間ほどであっけなく終了。こちらも楽チン‥。ところで5月は梅雨の走りのような空模様が続いたために、日照不足の影響で野菜の値段が高騰してしまう事態になってしまいましたが、これから本格的な雨のシーズンを控え、元気に育ってくれるものか気になるところ‥。
認定書授与式
認定書を受け取る精酎組組長のにっしーさん
 その後、公民館に移動してお待ちかねの祝賀会。まずは乾杯の前に、こちらも恒例となった「呑貴宝手(ドンキホーテ)」認定書授与式が行われました。ナンとこだまさんは2年連続皆勤という偉業を達成し、商品の「Be Kagoshima2005」を手に満面の笑顔。「くっそー、次はなんとか阻止せんといかんな」と冗談交じりにつぶやくApuさん。見ると手にはビール。乾杯はまだなのに!? と思っていると「乾杯は焼酎でしますから、どうぞビールは飲んでください」と宝納店主さん。この気配り、さすが、です! で早速プシュー、グビグビ、プハァ〜!!
ラベル
ホワイトバージョンラベル
 今回からラベルが一新された黒麹仕込みと白麹仕込みの2種類が目の前に置かれ、いざ乾杯! 飲み放題をいいことに最初は交互に利き酒をしていたつもりが、いつしかザル飲み状態に‥。
 帰りの車中でもコップは放さなかったものの、いつしか爆睡状態に‥。「着きましたよぉ」との声にバスを降りて、千鳥足でかなり歩いた(ような気がした?)ところで見上げると中央駅横の観覧車が。はて、どこで降ろされてしまったのだろう? 前回は家の近くで降ろしてもらったのに‥。それよりも途中で”赤ら顔”を知り合いに見られなかったか、それだけがわっぜ心配‥^^;
 いやはや”新人”にしては、最初から中身の濃い参加となった酔うな‥。 


焼酎プロジェクトX 2006 いもの蔓上げ

蔓上げ
順調な生育を続けるイモ畑
 朝はちょっぴり冷え込んだものの、日中は30度近くまで気温が上がり、Tシャツ1枚でも汗ばむ陽気となった10月15日、いもの蔓上げ会が行われました。
 気になっていた生育の具合は、苗植えの時期としては最も遅い方だったために、天候不順の影響も受けずに順調に育っているということでした。確かに土が見えないほど生い茂った畑を見て、作業をする前から”へっ”が出るようなあんべに‥。
 この日の参加者は20名。初めて参加された方もいらしたようですが、そこはやはり人海戦術。難儀な作業も30分ほどで無事に終了でした。
 露地栽培の土がむき出しの状態に比べて、黒いビニールで覆われたマルチ被覆では、蔓上げもほとんどされていないと伺いましたが、そこはやはり愛情を込めて、ちょっとでも大きく育ってくれれば‥。
 ところでこの日は、稲刈りも同時に予定されていて、参加者の皆さんはそれぞれ箱型動力移動車に分乗して、次の目的地である川辺町宮の射手園さんの田んぼへ向かうことに‥。台風13号の影響で穂が多少あおられてしまい、予定より2週間ほど早く稲刈りをすることになり、その結果、蔓上げと稲刈りが同日開催になってしまったということのようです。
 川辺町までは距離もあるし、足手まといになってしまっては、と稲刈りの方は残念ながら不参加ということになりましたが、人力移動車にはちょっと厳しい日程だったかと‥^^;

 

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