合計特殊出生率と30歳〜34歳の未婚者割合(男性・女性)
(’95年7月)

データ出所:社会生活統計指標1999
総務庁統計局

一言メモ

合計特殊出生率の低下は、晩婚化・晩産化とともに未婚化が原因であるといわれています。
そこで、男女とも30歳から34歳の未婚者割合と比較してみました。男女とも未婚者割合のグラフは、同じような波形を描いています。ただし、、私が想像していたよりも出生率の低下=未婚化の相関関係は見当たりませんでした。やはり意識的に子供をもうけない!という意志により、子供の数が減っているのでしょうか?徐々に婚姻届を出さずに、出産するケースも以前に比べて増えてはきています。しかし、各都道府県とも’85年と比較すると、未婚者割合は、10年間の間に2倍から3倍になっています。今後未婚化が、今以上に大きな影響を与える事は、想像に容易いことのようです。また、現在の家制度=家長制度が崩壊している事も断言できるのではないでしょうか・・・。早急に社会構造の変革が求めらるところです。

余談ですが、このグラフから男性があぶれてしまっている事だけは、ハッキリ読み取れます。