合計特殊出生率と都道府県別自殺者数
(’95年度、人口10万人あたり)

 


データ出所:1998年社会生活統計指標(総務庁統計局)

一言コメント:

自殺する人が多いというのは、経済的な問題だけではなくて精神的にも病んでいる人が多いということですよね。精神的に不安定な街(県)では、将来を悲観する人が多くて少子化が進んでいるのかな?と思ってテーマにしてみました。しかし、結果として少子化が進んでいるところは、自殺者が少ないような気がします。何ででしょうね?たまたま偶然なのでしょうか?

ご参考までに:

人口動態統計(概数1998年)によると、’98年に自殺した人は、3万1734人でした。前年比では、8240人も増加し、一気に過去の記録を塗り替えました。男女別では、男性が2万2338人。女性は、9396人で男女比は2.4:1となりました。年々男性の割合が多くなっているようです。
人口10万人当たりでは、25.2でここ数年ではずば抜けて高くなってしまいました。悲しい記録の更新ですね・・・。

(自殺率の国際比較 人口10万人比率:人口動態統計)
  自殺率 年次   自殺率 年次
日本 25.2 1998 スペイン 8.1 1994
韓国 9.5 1994 デンマーク 22.3 1993
アメリカ 12.0 1994 ドイツ 15.8 1995
アルゼンチン 6.6 1993 ハンガリー 32.9 1995
イギリス 7.4 1995 フィンランド 27.2 1995
イタリア 8.2 1993 フランス 20.8 1994
ギリシャ 3.5 1995 ロシア 41.5 1995
スウェーデン 15.3 1995 オーストラリア 12.8 1994