阿仁合

 忘れられたかのような鉱山の町。最近はあちこちで廃鉱を観光に利用しているが、ここではそんなことが一切ない。立地が良くないというのもあるのだろうが、やはり知名度の低さが致命的ではないのだろうか。
阿仁合駅近くの復元鉱 実際に訪れてみれば重要な鉱山だったことが理解できるが、そうでなければ知られないうちに終わってしまう。
上記近くの川の風景 しかし、廃鉱というのは何故か川の畔と相場が決まっている。そして、その川の水が本来の印象を変えてしまっているような気がする。
異人館 異人館、といっても神戸のようなそれではなく、御雇外国人のための住宅として作られたもの。
異人館(内部) とはいえ、その名に恥じるものではない立派な煉瓦造りである。
異人館(内部) 重要なのは、この様な建物まで作って(しかも明治の早い段階に)外国人技術者を常駐させる必要があった、という事です。この事から重要さが理解できると思います。

撮影日:1998.10.11
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