S2000発表当初から気になっていたS2000のプッシュスターターを愛車に取り付けたい、と思っていたらいつの間にS2000が発売になってしまいました。部品としてプッシュスターターが取り寄せられそうだ、と思い始めたらいてもたってもいられなくなってしまいました。
必要な配線だけを簡単に取り出すためにターボタイマーのハーネス(スターター線付き)を利用します。
説明はすべてmisakaの愛車5thプレリュード(BB8)の取り付けの場合です。他車に取り付ける場合はターボタイマーハーネスのピン数、取り付け位置が異なることがあるので各自でお調べ下さい。
*配線加工が必要ですから接触不良などによる事故が起きるかもしれません。万が一の事故等について責任は負いかねます。 |
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1.必要なもの |
S2000用プッシュスターターAccy(35881-S2A-911) ¥3,500
STARBO ターボタイマーハーネス 7P・3P (ST-?)
¥1,620
エーモン 30Aリレー(No.1244) \1,380
エーモン 3極カプラー(NO.1123) \210
10Aヒューズ(コネクターも) \500位
その他延長用コード、ギボシ端子、クワ型端子、ストリッパーなど |
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2.ターボタイマーハーネスの取り付け |
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1.ショート等のトラブルを防ぐためにマイナスターミナルを外します。
2. キースイッチコネクターにターボタイマー用ハーネスを挟み込み配線を行います。キースイッチコネクターの位置は画像の赤丸内です。(5thプレリュードの場合)
#ヒューズボックスやや右上にある3ピンコネクターは白い樹脂に取り付けられていますが、そのままですとヒューズボックス内まで配線が届かないので白い樹脂からカプラーを取り外して下さい
3. マイナスターミナルをつないで、いままで通りキーでエンジンがスタート出来るかをテストして下さい。
4. ターボタイマーハーネスからの3極カプラーから、通電テスターを使って常時電源の線の位置と、キーでセルを回しているときに電圧がゼロにならない線を確認します。STARBOのハーネスだと赤が常時電源、?がセルを回しても電圧の落ちない線でした。(?は忘れてしまったので後日確認します)
5. マイナスターミナルを外します。 |
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3.配線 |
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1.配線は上図を参考に行って下さい。
#S2000スタートスイッチコネクターの端子は細い特殊な形状をしているので、ちょうど良いコネクターが見つからない場合は線を直接半田付けして下さい。この際、端子はビニールチューブをまくなどして絶縁を忘れずに!
#左図ではターボタイマー3極コネクターのIG-ON電源がコネクター側から見て左側になっていますが、私が使用したSTARBOのハーネスでは右側でした。
2. リレーの黄線(電源出力線)とターボタイマーハーネスのスターター線(白)は、まだ繋ぎません。
3. バッテリーのマイナスターミナルを繋いで、キーを回してACC・ON・STARTの各位置で異常がないかをよく確認し、エンジンを切ってキーをONの位置にしてから、S2000スターターボタンを押します。押して・離してを繰り返し、リレーがカチカチ動作しているのを確認して下さい。リレーが動作しているならキーをOFFにして、残ったスターター線とリレーの黄線を繋ぎます。
#私は、はじめアースがうまくとれていなくてリレーが動作しませんでした
4. キーをONの位置にして、「ENGINE START」ボタンを押します。エンジンがスタートすればもちろん成功です!!!
5. 配線を結束バンドで束ね、各自お気に入りの場所にプッシュスターターを配置しましょう。
#以下にぷよ神号の例を載せます |
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4.プッシュスターターの配置 |
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フォグ・サンルーフ スイッチパネル 穴開け加工
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スイッチパネルに取り付け
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スイッチパネル 背面
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スイッチパネル
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プッシュスタート!!! |
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背面を見てもらえばわかると思いますが、スターターは結構長いので配置場所は限られてしまうと思います。私はS2000と同じような位置に配置したかったので、フォグ・サンルーフのスイッチパネルに取り付けることにしました。まずスイッチパネルを取り外したらプッシュスターターの大きさに合わせて穴開け加工をします。少しずつ穴を開ければ、はまる形で取り付けできます。あとは愛車に取り付けるだけです。
たかがプッシュスターターですが、されどプッシュスターター。このボタンを押すとき、キーでエンジンをスタートする以上の興奮をみなさんに味わっていただけるはずです。 |
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