□ 翻訳家で読む児童書(その1)「清水真砂子」
先日、翻訳家の方の講演を聞いたとき、翻訳者の名前で本を探す
なんてのは、普通の人はしませんから、と謙遜しておられました。
でもやっぱり、そんなことないですよね。「ゲド戦記」シリーズの
翻訳で知られる清水真砂子さんは、他にもたくさんの訳書・評論を
出されています。著書に「子どもの本の現在」「子どもの本のまな
ざし」など。
マーガレット・マーヒーの「紙人形のぼうけん」や「めざめれば魔女」
など、好きな本たちが翻訳を通じて結ばれていることは意外に多かっ
たりします。知らない作家の本でも、この人が訳しているなら間違い
ない、と思って買うことだってあります。
現在、青山女子短期大学教授(英米児童文学専門)とのこと。
学生へのやさしいまなざしを語る言葉を読みましたが、印象的でした。
講演活動もされているので、近くで開催されることを願っています。
(じつは最近あったのですが、知らなくて残念)
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