児童文学ちょこっと辞典

翻訳家で読む児童書(その1)「清水真砂子」

  先日、翻訳家の方の講演を聞いたとき、翻訳者の名前で本を探す
  なんてのは、普通の人はしませんから、と謙遜しておられました。
  でもやっぱり、そんなことないですよね。「ゲド戦記」シリーズの
  翻訳で知られる清水真砂子さんは、他にもたくさんの訳書・評論を
  出されています。著書に「子どもの本の現在」「子どもの本のまな
  ざし」など。

  マーガレット・マーヒーの「紙人形のぼうけん」や「めざめれば魔女」
  など、好きな本たちが翻訳を通じて結ばれていることは意外に多かっ
  たりします。知らない作家の本でも、この人が訳しているなら間違い
  ない、と思って買うことだってあります。
  
  現在、青山女子短期大学教授(英米児童文学専門)とのこと。
  学生へのやさしいまなざしを語る言葉を読みましたが、印象的でした。
  講演活動もされているので、近くで開催されることを願っています。
  (じつは最近あったのですが、知らなくて残念)

by maaz
030329 



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