※ 「蜘蛛の巣館探訪・前編」 注釈




  ※ 「蜘蛛の巣館探訪・前編」 注釈  


(1) 進行方向に向かって左側。ただし御宿を過ぎるまで海は見えません。




(2) 京葉線が出来て以来、東京駅乗り換えになって便利になりました…と
言いたいが、なんだぁ、行けども行けども下れども下れども辿り着かないホーム。
(内・外房線行は京葉線ホームで乗ります。)これで「東京駅」たぁおこがましい。ねぇ。
勝浦までは特急わかしお号で約1時間半です。
一方、京極堂達は都内で電車に乗った後、総武線千葉駅で「房総東線」に乗り換え
なければなりません。これは急行なしの三等車両(たまに二等)を連ねた汽車だった
そうで、関口くんの敬愛する百鬼園先生(内田百閨F明治22〜昭和46)の随筆(昭和
29年)にその様子が描かれています。




(3) みんなそう思うようですね。大概の紀行文もそう。先日も乗り合わせたおじいさんに
「ちゃんと着くんでしょうか」と尋ねられた。




(4) 御宿(おんじゅく)海岸。「月の砂漠」のイメージのもとになったと言われる赤茶色の
砂浜に、条件が良いと美しい風紋が描かれます。王子様とお姫様を乗せた駱駝の
ブロンズ像の向こうに、水平線。




(5) 西−明神岬、東−八幡岬。今回訪れる所です。




(6) 房総半島の東側、荒々しい太平洋に面した方が外房(勝浦・鴨川方面)、
西側、波穏やかな東京湾に面した方が内房(木更津・館山方面)です。




(7) 八重洲ブックセンターでワゴンに山積みになってる新書が何故町内の書店に
三ヶ月も出ない(それも毎回)。しかも出る時は町内の全書店一斉。なんなんだ。
出荷時のペナルティーでもあるのかこの辺は。


なお、レポート中の「本分P○」は、講談社ノベルズ「絡新婦の理」内のページ表記です。


1998年08月