Lady First
ときおりエレベーターのドアの前でお見合いをしてしまう。
相手が小さな男の子であると、ついつい「お先にどうぞ。」と譲ってしまうから。そうすると小さくても、やはり彼も紳士の予備軍であるから、「Please」とにっこり笑う。まだまだ5−6歳のやんちゃ盛りに見えるのに、ちゃんと「Lady First」を心得ていて、当然のように私たちに先を譲る。こんなに小さな子供なのにと、面喰いつつも、やはり感心してしまう。紳士の国イギリスは違うと。女性に礼儀正しいということは、とても大切なことだと思う。ただし、男性がGentlemanなら、当然、女性にだってLadyたるマナーの自覚も必要になるのだが。(S)
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