Free
それは、ナショナル・ギャラリーだかに入ろうとしたときのこと。いくらですか?と
聞こうとしたら、「Free!」とあっけなく返答され、無料なのだと知った。募金箱は
あるけど、一介の観光客なので無料で見せてもらい、ショップで何がしかの買い物を
した。こんな立派な美術館が無料だなんて。大英博物館も無料だった。これは自分と
ころのコレクションだからできるのだろうが(よそからもらってきたものにしろ)、
太っ腹である。これこそ公共心である。運営は大変だろうけど、ありがたい制度だっ
た。これなら年金生活になっても、毎日遊びに行くところがたくさんできそうだ。
(M)
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