Covent Garden
地下鉄の駅からあがってくると、もうパフォーマンスが
始まっている。全身、髪のてっぺんから衣装、足元まで
白塗りの数人が不思議なパントマイムを演じていたり、
人形劇があったり。リニューアルされた壮麗なロイヤル
オペラハウスはコヴェントガーデンのシンボル。その
正面には、かつて青物市場でにぎわったという大きな吹
き抜けの、カフェやショップがひしめく一大アーケード街。
そして、駅をはさんだ反対側には、こぎれいな雑貨店や
ブティック、カフェなどのお店が並ぶストリートエリア。
観光客はまず広場のほうに行くので、ストリートはよそ見
しても歩ける。街角のお店を一軒一軒くわしく見てみたい
けれど、とにかくひととおり見ようとするだけで、半日な
んてあっというま。もっとお店を調べてくればよかった
なぁと思う反面、偶然の出会いも楽しい。それにどっちみち、
有名なお店は日本人好みだし。朝、ホテルのコンシェルジェ
でティーンの若者が探してもらっていたブティックを発見
した。静かな石畳のストリートを歩いていると、回転ずしの
お店があったり、ビーズのお店があったり。
ちょっとパリみたい、と思うけれど、パリに行ったことはない。
(M)
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