「カフェめし」 / 出版社:マガジンハウス
2001年03月02日(金)
お料理本コーナーに他の「カフェのレシピ」系の本と並んで
平積みになっていたのですが、
ぱらぱらめくると、普通のレシピ集と違って
雑誌のお洒落な広告みたいなページの作りになっていました。
細々とした小物や風景写真とエッセイ風コピー、
メインはざっくりと個性的に盛り付けられた軽めの料理。

この本のコンセプトは
架空の「海カフェ」と「森カフェ」という
理想のカフェをイメージして、
実在の料理人に作って貰った料理のレシピと、
そのカフェできままに過ごす時間を
誌上に生み出してみよう、という事のようです。
猫や流に言えば「夢カフェ」の本ですね。

ありますよね、お気に入りのドライブコースで
ここにちょっと気の効いたお店があったら
いつも通っちゃうのに、と思ったり
実際のお気に入りのお店で、こんなメニューや
サービスがあったら嬉しいなあとか思ったり。
写真を眺めて自分でも空想をいろいろめぐらせながら
カフェで過ごした気分になる、お料理本というより
旅の本に近いかも。

もちろん、実用的にも使えます。
「海カフェ」のエスニックフードも
「森カフェ」のカジュアルフレンチも
家庭で簡単に作れるようにアレンジされているし、
盛り付けやコーディネートのアイディアも満載。

こんどのお休み、お部屋をちょっと模様替えして
「家カフェ」をオープンしてもいいかな。(N)


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