My:Style

AVC Technology SN-F120 [1]
ポータブルオーディオプレイヤー(AVC Technology SN-F120)
2006年の二月、発売されてしばらくしてから購入しました。
AVC TechnologyがSIGNEOブランドとして日本に進出してから、
第二回目のシリーズになると思います。
デザインを一番に考えているので、
有名なデザイナーが手がけた製品やそうでなくともかっこいい製品がそろっています。

デザイン

デサインは四角い箱型に電池用の筒をくっつけたような形、
写真の黒い部分は半鏡仕上げになっています。
オレンジ、ホワイト、ブルーが用意されていますが
スタイリッシュ間がある感じがしたのでホワイトを選びました。
また、ディスプレイ(有機ELディスプレイ)の青と黄色がうまくマッチしています。
ですが、このディスプレイはカタログで見るようり少々小さい感じがします。

2006/4/17 追記
写真では、あまりきれいに写っていませんが、実物はもっとかっこいいです。
またこんなデザインなので、手垢などがつくととーっても汚らしくなります。
こまめにメガネ拭きのような布などで拭くことをお勧めします。
僕が買ったときにはSIGNEOのロゴが入った
オレンジのディスプレイ拭き?のようなストラップを同封してくれました。

性能・機能

基本的な機能ですが、
オーディオファイルはMP3,WMA(Windows Media Audio),WAVEの
三種類の形式の再生が可能です。
MP3とWMAが再生可能なのでこれで充分事足りると思います。
FMチューナーが内蔵され、ボイスレコーダー、ライン入力からの録音機能も
備えていますので、音楽を聴くだけと考えれば、充分な性能です。
またメモリ容量も256MB、512MB、1GB、2GBと用意それているので用途に応じて選べると思います。

AVC Technology SN-F120 [2]
音楽ファイル再生時

音質

音質ですが、製品自体は音質が悪い機種ではないと思います。
しかし、付属のイヤホンは安いちっぽけなこもった様な音しかなりません。
僕はオーディオテクニカの3000円程度の製品を使用していますが、
格段の差があります。
ごく普通の使用でこだわらないのであれば、
少しイヤホンに値段を出すと大丈夫だと思います。
持ち歩いて電車の中などで聴くことを考えれば、
結構BASS(低音)が多く出るイヤフォンやヘッドフォンの購入をお勧めします。
騒音で低音が消えてしまうからです。
その他イコライザーも6種類用意されていますので、いろいろと試してみてください。

長押し

使い勝手の面ですが、
まず、プレイリスト(入っている曲の中からいい曲だけを選び出して再生)ができません。
アルバム単位などでしか聴かない場合などはいいのですが、
好きな曲だけを聴きたい場合、
その曲だけをまたフォルダを作って入れる必要があるので、
アルバム単位と別に容量が必要です。

2006/4/17 追記
プレイリスト機能ですが、この程度の容量であればよほどのことがない限り必要ではないと思います。
そんなに大量に曲は入りませんし、
プレイリスト自体を使うことが少ないように思います。
聴きたい曲だけを一つのフォルダにまとめるだけで十分に事足ります。

ファイル転送時の注意

また、この製品の動作にはボタンの「長押し」があるのですが、
いろいろな製品の長押しは押しっぱなしにしていて
ある程度時間がたつと画面が切り替わったりする。というのが一般的なのですが、
この製品は押しっぱなしにして離さないと動作が起きません。
少し慣れが必要ですが、すぐになれると思います。
それに長押しはそんなに頻繁に使わないので、それほど問題はありません。

そのほか

転送については、Windows Media Playerを使うように説明書では説明されていますが、これを使わなくても大丈夫です。
僕の場合は、iTunesを通常使用しているので、エクスプローラーからのコピー、ペーストで転送しています。これでもまったく問題なく再生されます。

また、ID3(MP3形式の場合の諸情報)やWMAの場合のアーティストなどの情報も読み取りますが、
トラック番号を読み取ってその順番に再生する機能は備えていません。
ファイルに組み込んで表示される情報は、
「曲名、アーティスト名、アルバム名」程度です。
また、ファイルはファイル名順に再生されます。
ディスプレイに表示されるのはファイル名ではなく、
組み込んだ情報の方なのでファイル名が表示されることはありません。
それを利用して「01 名前.mp3」などといった風に
ファイル名の頭にトラック番号を入れてやると、頭の番号順で再生されます。

最後に

USBケーブルを使わないと本体との接続ができないのも、
個人的には惜しいです。
本体だけでパソコンに接続できるようになると、
USBメモリーとしての使い勝手もかなり良くなると思いますが。

また、乾電池式なところもこの機種のいいところです。
確かに乾電池式は再生時間が短いものが多くこれもそうですが、
どこでも手に入れられるところと、
充電池がだめになったときに交換をメーカーに頼まなくていいのが利点です。
充電地については後日詳細記しますが
三洋電機から「eneloop」というブランドを持った充電池が発売されています。
これは最低2000円あれば、充電池と充電器が揃うのでお勧めです。
少しお金を出せば短時間で充電できる充電器もあります。

最後に、この機種の電池残量表示ですが
半分を切ったあたりから少し心配をしたほうがいいようです。
いきなり切れます。
半分ぐらいで「もうすぐ交換かな〜」と思っておいたほうがいいみたいです。
2006/4/17 文面チェック、追記
2006/7/17 文面チェック、一部修正
ページトップへ戻る