ポータブルオーディオプレーヤーとしては、最高レベルの性能と機能を備えています。
Panasonicを追いかけて付けた「ノイズキャンセリング機能」を筆頭に、4つの高音質化技術。好評のジョグシャトルの採用で抜群の操作性を継承し、ボディの小型化やディスプレイのカラー化など
とりあえず、音楽を聴くことに関しては、もういらないというぐらいの性能を備えた商品だと思います。
![SONY NW-S705F(S700シリーズ) [2]](2-thum.jpg)
本体の表になる部分。ここに、ディスプレイと再生・停止ボタンとボリュームのボタンが付いています。
後、右にあるのがSONYの売りのひとつであるジョグシャトル。
NW-A600シリーズでは、HOLDボタンもジョグシャトルにまとめられていたそうですが、今回HOLDボタンは本体裏側にできていて、外側に引いてアルバムの選択、内側に押せば曲の選択ができます。
ディスプレイはカラー有機ELディスプレイで、
太陽の下なんかだとやっぱり見にくいです。
![SONY NW-S705F(S700シリーズ) [3]](3-thum.jpg)
本体の裏面です。HOLDのスイッチと再生モードの切り替えと音質の切り替えの両方をする、小さいボタンが付いています。
小さいボタンを長押しで音質の切り替え、普通に押せば再生方法の切り替えができます。
再生方法は、
「アルバムを再生してアルバムが終わったら停止」「リピート」「シャッフル」などで、複数の組み合わせもできます。
実はこのボタンちょっとした曲者で、もともとボタンが小さいせいだと思いますが、
ディスプレイを見ながらだとかなり押しにくいんです。
![SONY NW-S705F(S700シリーズ) [4]](4-thum.jpg)
ジョグシャトルを上にしてディスプレイを見た時の、下側の側面です。
ここにも一つボタンがあり、ディスプレイ関係の切り替えとメニュー画面の表示ができます。
長押しでメニュー画面の表示、ディスプレイが消えてる時に押すとディスプレイを表示して、ついているときに押すと、
ファイルの情報、時計の表示やスクリーンセーバーに表示が切り替わります。
この製品は音質にも重点を置いていて、「ノイズキャンセリング」「クリアベース」「クリアステレオ」などの高音質化技術もありますが、もともとの音質がいいのでそれでも十分。
音質は標準の状態で、高音と低音が出てくる感じです。
いかにも「SONYの音」といった感じで、元気な迫力のある感じの音が好きであれば、とても気に入るはずです。
audio-technicaの高級イヤフォンをつないでみましたが、ホワイトノイズもかなり抑えられていて、このクラスのイヤフォンも鳴らしきっていると思います。
5バンドのイコライザーが付いているのですが、縦方向(強弱)に7段階(-3〜3まで)しか設定値がなく、たとえばここを0.5だけ上げたいと思うことが、多々あります。
せめて15段階ぐらいになってもらうとありがたいですね。
クリアベースも同じところで設定しますが、
これも7段階では少なすぎます。
もっと細かく設定できるようになることを期待します。