福来顛末気3 フークルが消える? それは私がフークル掲示板に書いたこのカキコでした。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 本当に私は文学を知っているのだろうか? 木棚です。悪役的に物を言わせていただきますと 文学の質の問題を抜きにして、量のみで語った場合でも 私は文学を誤解していたのではないか?という気がする。 いま、文庫本一冊の文字量は400字詰め原稿用紙300〜400枚。 推理小説やファンタジーなどでよくある、二段組の分厚い奴になると 一冊800枚、上下刊で1600枚になる。今私がフークルさんに出してる寓話集で 原稿用紙300に満たない。本にならない量しか書いてない。 >長年の業務においてお付き合いいただいております。出版関係の方、新聞社の方が >多数おられます。その方たちの目に触れるもっとも近道で簡単な方法です。 というメールをフークルさんからいただいて、私の小説を読んで頂けたとしよう。 出版関係者はどう思うだろうか?この量じゃ本にすらならない。 まして、本がシリーズ化し月に一冊ペースで新刊が出て 読者の下に毎月毎号送られてくるといった状態には程遠い。 (ちなみに赤川次郎さんは年間16冊の新刊を書き、 栗本薫さんは多いときで月に5冊の本を書く) ちなみに私のHPに行くと、日記の内容が一年間で 原稿用紙300そこそこの量しか進んでいない。 小説でなく、日常で起きた雑文ですらそのペースでは プロで通用するとは思えない。 80年代、角川文庫が片岡義男や銀色夏生に写真入りまくりの 文字スカスカの薄っぺらな本を毎月出させて、書店に平積みし片岡義男フェアや 銀色夏生フェアをやっていた。書店の一角に同じ著者の違う種類の本を ずらっと並べるあのフェアをやろうとすれば、30冊ぐらいは出さなきゃ出来ない。 月1ペースだと3年かかる。文字すかすかとはいえ300数十ページあって 写真もレイアウトもイラストも自分で書いて、300ページ。一日10ページペースだ。 これを3年ノーギャラで趣味で続けられれば、3年分のストックを買い取って フェアの一つもして、詩だけでなく小説のひとつもあれば、 それ原作にVシネマの一本も作ってあげようかともなるが、一年かかって300。 ただの日記が。フェアやるのに30冊以上必要だとして、30年しないとフェアできない。 三島由紀夫が一日2枚しか書かなかったといっても、年にすれば730枚。 上下刊ぐらいにはなる。 文字スカスカで誰でも書けそうにみえる片岡義男の本ですら、 一冊100枚ぐらいの字数あったからね。 昔、中大パンチという伝説の大学同人誌を作っていた編集者が 中大パンチが原因で大学を退学処分になったとき、 最初にやった仕事が、リクルート系の就職情報誌やアルバイト情報誌 ぴあのユー&アイのような、雑誌欄外に書いてある一行ギャグを 週に100から200本書いて持って行く仕事で、一年やって辞めたらしい。 そのときの理由が、「誰も読んでないから」。 週に200行書くってことは、原稿用紙20枚。月に80枚、年に960枚。 それだけ書いても読み捨てられる。本にならない。 その制作ペースにも追いついてないじゃん俺。 面白いエピソードを書くってんで言うと、ラジオの構成作家。 昼なんか月曜から金曜まで帯で3時間とかやってるんだけど、 ラジオって3秒黙ったら放送事故で首の世界だからね。 リスナーからのハガキってのもコーナー作って最初の数回は 構成作家が書いてるし、ハガキが来なけりゃずっと書き続けるしって世界で。 でも、売れっ子になると秋元康みたいに年収一千万行くんだってね。 おちまさととかさ。北野誠って私が割りと好きなラジオパーソナリティー居るのですが 彼も昼の帯番組持ったとき、「もうだめだ、しゃべることがない」と 言ったらしいからね。週5日3時間しゃべりっぱなしじゃ、 身の回りで面白いことが起きるわけがない。しゃべってる時間の方が長いちゅわけやね。 そんな人と組んでそんなペースで、面白いエピソードを書き続けてる人ですら 年収一千万(「叫ぶ詩人の会」というバンドの「リーダー=金髪先生としても有名」が バンドする前、ラジオの構成作家して年収一千万あったらしい) かも知れんけど、本にはならない。 なのになんで私は、こんなペースでしか書いてない自分の雑文が 本になると思ったんでしょうね。 ここでは文学の質の問題を抜きに量だけで話をしてみました。 悪役です、詭弁です、反論・反感お待ちしてます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 これは量のみで語ったとき、フークル上ではWebにして6ページしか 発表してないAさんに対して、量に勝る私からの攻撃に見えたでしょう それに対するAさんからの反応は >着実に24時間ごとに一票ずつ増えていくのって、変だよねぇ…… ときました、そうです。そのころ私は 掲示板にカキコするついでに、毎日自分の作品に投票。 トップを走るAさんの票に一日一票づつ迫るという 心理戦を展開。Aさんを徐々に追い詰めていきます。 Aさんはそれに対して 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 量 なぜか短編が苦手なので、長編になってしまう私。 しかし、「ブラッディ〜」は中編ですなぁ。原稿用紙に換算して127枚。 さすがに処女作とあって少なげ。これからあとはもう一作別に読みきり書きまして、100枚前後。 現在某者に小説企画書として提出中。 シリーズものもあるんですよね。。。全部で7巻ぐらいの。各200〜250枚です。。。われながら良く続けたと思うよ、ホント。 書きかけの物がいくつか、また設定のみのが2〜3、企画書段階が3作あります。 今改めて考えると、結構やってんなーって感じがします。 という訳で、ある意味つつけばいくらでも作品を排出できるかもしれない。 使えるか、とか売れるか、または面白いかという事を覗くと。 今現在の目標としては、500枚程度の児童向けファンタジー小説でしょうか。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 と、あくまでも量に関しても自分が勝者であることを強調。 さらに >ちなみに、どんな少量でさえ、金を貰ったことによってプロと呼ばれるのであれば、 >私はすでにプロ、なんだろう。。。落ちこぼれくさいけど。(苦笑) とプロの自覚をにじませる。 私はAさんに対して悪意がないことを示すため ある情報を提供しました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 Aさんお元気ですか? 木棚です。私、ほんとに敵意や悪意はなくって、Aさんのこと大好きなんですよ。 そこで情報提供。 悪趣味かと思われるかもしれませんが フークル代表「梅村勇介」さんの名前で検索をかけてみました http://www.google.com/search?q=%94~%91%BA%97E%89%EE&hl=ja&safe=off&filter=0 上記がその結果なのですが、奈良大学情報処理センターの文字の早撃ちコンテストで 優勝した奈良大学国文学科の一年生。 かも知れないという結果で(笑)。 他にも、 Cool Web 【梅村 勇介】(京都府 京都市) 史上最強の暇つぶしサイト誕生!!女性向アトラクション、厳選されたホームページ しか掲載していません。懸賞,占い,旅行,海外,温泉,映画,有名人,芸能人,ショッピン グ,ダイエット,ブランド,ビジネス  (2001/7/24, he-ho@sj8.so-net.ne.jp) なんてのも投稿されてて、こちらはメールアドレスがフークルさんと一致してますよ ね。私たちは暇つぶしサイトに情報提供してるフリーの物書きってことですね。 もし本当に大学一年生だとして、ほんの一ケ月で5800もカウンター回すんだから たいしたもんですよ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 私はこの程度のことは分かった上でAさんも書いてるものだと思っていたのですが Aさんは上記の点に関してフークルさんにメールで問い合わせを出したもようで、 その問い合わせに返信がないと見るや、 >そもそも、そこまで出版したい作品ならば「お願いします、連絡方法を教え >てください」と何らかの形で訴えかけてくるものである。 などという大物ぶり。 >正直言って辛いけど、福来さんのとこにプロと呼べる専属というか、契約したことの >ある作家はいないんだろうか。オンラインだけの活動というのは、現実を薄っすらとで >も知っている私としては、不安なのだが。 >個人的なサイトならば、更新が滞っても仕方ないだろうが、ここは少なくと >も利害の発生するサイトのはず。それが何の知らせもないとは、少し困った >ものである。 などとフークルそのものに対してまで攻撃を仕掛ける。 さすが人気投票No1. Aさんからの問い合わせ後、 フークルは掲示板を残してWEBから消え、 メールを出しても音沙汰なし。TELまでしたが暗い男性の声で 「何のことか分かりません。」と言われて終わり。 Aさん宛てに 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 Aさんへ木棚 私はあまり、感情レベルでの揉め事を起こしたくないのです。 >個人的なサイトならば、更新が滞っても仕方ないだろうが 個人サイトでいいじゃん。誰だって最初は実績ないところから始めるんだよ。今は大 学生だけど、将来は出版社を作りたい。立派な考え方だと思うな。いまは小説オン リーで食えないけど、いつかは小説家になってやるって言う俺たちと同じ目で見てあ げようよ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 とフークル復活へ向けてのメールを送り フークルさん宛にも いくつかはげましのメールを送るが音沙汰なく。 個人の活字サイトとしては異例の 月に5880Hitを記録し、検索エンジンにはろくすっぽ登録されてなかったにも関わらず、 メールとYahoo掲示板だけで広まったこのフークルが、 消えていってしまうのです。 私がフークルに感じた可能性。 例えば、奈良大学の国文学科一年生の梅村さんが フークル代表の梅村さんであったとしても フークルのあのデザインセンスとネーミングセンスは 華僑の方じゃないかと、香港や中国出身でこれだけ日本語ぺらぺらで 奈良大学内の情報処理コンテストで優勝されて 一秒間に4文字入力可の実力者ならば、 何か面白いことが出来るんじゃないか? それこそオレの駄文が中国語のHPに翻訳されてたら 出版にはたどり着けなくても合格点ジャン? ってな楽天的思考もまた、 消えていってしまうのです。 フークル掲示板 http://www80.tcup.com/8050/yusuke.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 木棚 環樹 kidana@pat.hi-ho.ne.jp http://www.pat.hi-ho.ne.jp/kidana/