■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□ 不定期刊行物【賞なしコネなしやる気なしで作家を気取る100の実験】 第165号    2007/6/10発行 ■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□ 1SSWS SSWS http://www.marz.jp/ssws/index.html http://www.pat.hi-ho.ne.jp/kidana/52gou.txt が最終回だということで行ってきました。 今回第三回目のグランドチャンピオントーナメントで、 第二回&第一回のグランドチャンピオンと準チャンピオンが ゲストパフォーマンスをしてました。 ちなみに、11月17日に新生SSWSがプレデビューで 12月から新体制でスタートするそうです。 司会をしていたATOMさんは、次のSSWSは司会でなく 出場者として加わりたいということで、司会は今日で最後。 取りあえず、速報的に今回のファイナル概要を書くと 審査員が7名で さいとういんこさん(作詞家・ミュージシャン) 浅沼さん(HIP−HOPライター) 山路さん(SUIKA・古書店店主) いかだ丸さん(詩人) S―KENさん(東京ロッカーズ) 古川さん(HIp−HOPライター) 大野さん(ソニー・レコード) DJ:焼け野原さん ゲストが馬野幹さん・バサラプロさん・小林大吾さん・タカツキさん。 集客はゲストなしで140人とSSWS史上最多。 第三回のSSWSに出て、グランドチャンピオントーナメントに 残れなかった人の中から優れたパフォーマーをATOMさんが選ぶ ATOMアワードは まっちゃんさん 永野さん 漢(KAN・MSクルー所属)さん キッコーマンさん の四人エントリーで、受賞は漢さん。 以下、●が負け、○が勝ち、 数字は審査員から上がった旗の数。 一回戦は BOBO THE TRIMMER ●1 VS IN−HA 〇6 タクザコドナ ●1 VS 静勲 ○6 地下鉄トラベルサービス ○4 VS ボロ ●3 SABLIMINAL ○4 VS GEE ●3 二回戦 静勲 〇6 VS IN−HA ●1 地下鉄トラベルサービス ○4 VS SABLIMINAL ●3 決勝 静勲 ○6 VS 地下鉄Tラベルサービス ●1 優勝:静勲 準優勝:地下鉄トラベルサービス 地下鉄トラベルサービスは、A−SMOGさんの別名ですね。 2リンク集 静勲(せいくん)のバンド「KP」http://www.kpstyle.com/ 地下鉄トラベルサービス http://blog.livedoor.jp/cts79/ INHA(いんは) http://www.inha.jp/ TAK THE CODONA(タク・ザ・コドナ)  http://www.brikickhype.net/ DJやけのはら http://yakenohara.blog73.fc2.com/ 筏丸(いかだまる)けいこ http://www.tsurugashima.or.jp/ika8/ 山路さんが店主を勤める渋谷の古書店フライングブックス http://www.flying-books.com/ 3感想 いや、レポート書くのはしんどい。 「GEE」さんは、E二つを略して「WE」と書いて、「GWE」とも 名乗るので、どっちで呼んで良いのか分からないし。 「小泉今日子」のニックネームが「キョンキョン」で、 略して「kyon×2」と書くような物か? 静勲(せいくん)さんは、会場ではマイクを通してしか名前を聞かないので ずっと「SAY」くんだと思っていたし。 静勲のバンドKPではまた名前が違うみたいだし。 A−SMOG(エースモッグ)さんは、チャンピオン大会では 「タミフルキッド」さんで、今回は「地下鉄トラベルサービス」だし、 「ボロ」さんは「VOロ」さんが正式名らしいが、 真ん中が、オーかゼロか丸かで悩むし、 一番右も、カタカナの「ろ」か記号の四角かで迷うし 浅沼優子さんは検索すると同姓同名がいっぱい出てくるし。 いや、ほんと。いま、レポート書く気分じゃなくてですね・・ あ〜〜〜、そういうことじゃなくて、 第三回SSWSグランドチャンピオン大会の感想ですね。 静勲さんのファスト(早口)ラップのスキルがすごい。 速さという技術の面でまず突出している。 オリジナリティーに関しても、 一回戦では落語家風の発声・口調・言い回しを多用し 川崎から環状線を越えて新宿に来たという話を 環状線の地名をダジャレで多用し、地名で韻を踏みまくりながら 早口でまくし立てる。 他が普通にギャングスターラップに行きがちな中、 落語家的な服装やたたずまい、風貌や言い回しなどで 差別化をはかっていました。 あと、目立っていたのはSABLIMINAL(サブリミナル)さん。 普通ギャングスターラップというと、 アメリカの黒人ギャングを真似た風貌で、 猫背で、ベースボールキャップで、首や手首にゴールドのチェーンに なるのですが、背が高く肩幅・胸板のあるゴツイ体で、背筋を伸ばし、 髪は短髪で黒めのスーツを着用し、リズムもラップ風のそれではなく 大学の応援団か、街宣車系のそれで、純国産の怖い業界の人風で 迫力がありました。 彼の前に行くと普通のギャングスターラップが コスプレにしか見えないという感じです。 サブリミナルさんを応援するガラが悪くてガタイの良い集団が 客席に数名いたのも印象的でした。 ずっとみたいと思っていたGEEさんは、 噂通り良いできで、小型のトランペットで 坂田明的な、フリージャズ的な速くて暴力的な音を出して キング牧師の演説のような フロー(イントネーション・メロディ)でラップをされてました。 ■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□ 【賞なしコネなしやる気なしで作家を気取る100の実験メルマガ】 登録ページ http://www.pat.hi-ho.ne.jp/kidana/mmg.htm 登録と解除は上のページで。 関連HP:掲示板に感想・御批判入れて下さい。 http://www.tcup3.com/356/kidana.html ■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□