■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□ 不定期刊行物【賞なしコネなしやる気なしで作家を気取る100の実験】 第15号 2000/11/15発行 現在の購読者数252人 会社員時代にもらった金で、100冊も同人誌を作ってしまった私が、 書籍コードの無い本を抱え、この本を扱ってもらえる書店をめぐる日々の日誌。 現在の在庫状況 文体演練法63冊 寓話集49冊 最悪な気分66−3冊 ■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□ 今回は短めに軽い話で遊んでみます。 1メールで読書/PDFファイルは読みにくい 2国会図書館に同人誌が登録される 1メールで読書 前回紹介したノベルクラブさん (http://www.novel.ne.jp/) の登録が終わったので、 もし良かったらみてやって下さい。 ここはメールマガジン形式で 週に一回ペースで継続的に小説が読める というのが特徴でして。 多くの小説登録Webサイトが HTMLかPDFファイルでの登録をしているのに対し ここはTXTファイルなんですね。 HTMLがWEB上での一般的なファイル形式で PDFがWEBと紙媒体との互換性を持ったファイル形式だ ってのは分かるのですが、 私、どうもこのPDFが読みにくくて嫌いなんですね。 HTMLのように縮小拡大スクロールがスムーズに行かないし メールに比べて色が薄くて読みにくい。 ファイルの容量がやたらでかくてすぐに回線が混む。 それに比べて、TXTファイルの読みやすいこと。 特に連載小説を最終回まで週一ペースでお届けって ノベルクラブさんの形式は明治時代の新聞小説 毎日原稿用紙3枚半、1400文字を365回に分けて 届ける形式を思わせて、どこか手作りの暖かさを感じますね。 本一冊を一気に読み切る集中力も勢いもない私には 少しずつ時間をかけて読んでくって形式が 合ってるような気がします。 主催者の東川さんに感謝。 2国会図書館に同人誌が登録される 正直言って、同人誌なんて作っても 誰ももらってくれない厄介な物なのですが 確実にもらってくれる、むしろ贈呈する義務が発生するのが 国会図書館さんでして、 その国会図書館の蔵書検索サイト http://webopac2.ndl.go.jp/ で、試しに自分の名前を入れてみたんですよ。 以前、3冊ほど国会図書館さんに納本したのですが 本当に国会図書館の蔵書リストに 自分の本が入っているのか? 「木棚」で検索かけると 私の父親「木棚 照一」の本が 8冊ほど引っかかってきて 私の名前はない。 ふざけんなよ、国会図書館! 同人誌をナメるな!と思い かつてのペンネーム 「真木田」を入れると ちゃんと3件かかってくる。 やぁーりぃー!1日に平均400冊も発行される 日本国内の本の中で、3冊は確実に 俺の著作。26歳にして3冊ってことは このまま同人活動続ければ 時期、父親の8冊越すぜ! と思い、検索に「吉本隆明」と入れると 280冊ほど掛かってきて、 すぐに凹む。 あ、やっぱ偉大な人は偉大なんだ。 俺なんかと桁が違うんだ。 試しに「赤川次郎」を入れてみると。 入れる気にならなかったので検索しませんでしたが 199x年度版国会図書館蔵書目録をみると 著作の一番多いのが 藤子・F・不二雄氏と赤川次郎氏で どちらも再版込みで100数十冊行ってました。 1年でこの数ですから、20年30年って中で考えると 大変な数になります。 ものの本によると新刊だけで 年間16冊書かれるらしいですね。赤川さん。 月一+季刊誌ペース。 いま同人誌なら100ページの本100冊10万円かからずに 作れてしまうので、名前載って嬉しいぜ! って人は作ってみたらどうでしょう。 同人誌の印刷関係のHPですと しまや出版さん http://www.shimaya.net/ ドリームブッククラブさん http://www.dreambookclub.com/ 辺りをみてください。 まあ、このメルマガに書いたHPは全部、 私のHPのリンク集から行けますので もしよろしければお立ち寄りください。でわまた。   ■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□ 【賞なしコネなしやる気なしで作家を気取る100の実験メルマガ】登録ページ http://www.pat.hi-ho.ne.jp/kidana/mmg.htm 登録と解除は上のページで。 関連HP:掲示板に感想・御批判入れて下さい。 http://www.tcup3.com/356/kidana.html 発行者 木棚 環樹:kidana@pat.hi-ho.ne.jp ■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□■■■■□