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A U Ready ?
変拍子の変な曲です。ゲームのオープニングセレクト画面をイメージ
して作りました。当時、同人で横スクロールシューティングゲームを
PC-88SRで作る計画があり、OPNA版の3曲はそのために用意していた曲
なのですが、肝心のゲーム制作はいろいろあって頓挫しましたね。
ところで後半部分のメロディの音色、どこかで聴いたことのあるような
音色ですが、当時「メタルホーク」のBGMをコピーしたときの流用だったり
します。
Red Zone !
わりとコテコテな曲です。いまいちリズムに乗り切れてない感じがあって
本人はあまり好きではないのですが……。
シューティングゲームのBGMって、わりとこんな感じのものが当時多かったので、
そういうのを狙って作りました。
Flying Over the Blue
この曲はFM音源を使って最後に作ったオリジナル曲です。
横スクロールシューティングで、海上を飛ぶシーンをイメージしてました。
音色もほとんどRed Zone !で使った音色の流用になっています。
個人的には最も気に入っている曲です。前作で気に入らなかった、
PCMの音色等を自分でカスタマイズしたり、いろいろ技術的にもやっております。
この辺から、フュージョンっぽい曲の作り方がわかりかけてきて今に
至っておる訳ですが、そういえば最近こうゆう曲ぜんぜん作っとりませんなぁ。
Dimension Soldier
時代は一気に巻き戻って、以下は私が高校生だった頃に作った曲ばかりです。
音源も先の3曲に比べてチープになって、FM3音とSSG(矩形波)3音、
音源ドライバもBASIC言語そのものを使ってます。
この曲は、当時TBS系ラジオの深夜番組「斉藤弘美のラジオはアメリカン」
で「ゲームミュージックコンテスト」なるものが開かれたとき、試しに応募
したら優勝してしまった、思い出深い曲でもあります。
思えばこの時に人生を踏み誤ったのかもしれませんね(笑)。
Cosmic Fantasia
この中では1番古い曲です。SSG音源を2音使ってデチューン&ディレイをかける、
今ではおなじみの手法を初めて使って作りました。あまりに効果的だったので、
それ以後中毒的に使っています。
曲自体は「Ys」の影響というかそのまんまなので恥ずかしいですね。
Ultimate Battle
当時学園祭バンドに参加していたのですが、バスドラムをツインペダルで連打する
のにシビれて作ってしまった曲です。
RPGっぽいゲーム(ずばり「Ys」ですな)でのボスとの戦闘をイメージしています。
しかしディストーションギターを表現するには音数がちょっと足りなかった。
技術的にもまだまだ稚拙で、ロケンローになりきれてないのは御愛敬。
Sniper
ちょっとファンタジーRPG系の曲に偏りすぎてるなーという反省から、現代っぽい
感じへと路線変更中の曲です。
Geo Crisis
この曲は、時期的にはCarnival Fighterよりも後に作った曲で、
音色チェンジャー(後述)を使っています。
またこの曲は、「TEXDER II( FIREHAWK ) 」のために用意していた曲のうちの
1曲で、前作を意識してオルガン等を使っているのですが、
結局採用されることなく幻のデビュー曲となりました。
Old-fashoned Hero
これが、私が初めて作った山本正之調の曲です。
知ってる人はすぐわかると思いますが、「究極超人あ〜る」のテーマ、
そのまんまです。
Carnival Fighter
この曲は、当時「BASICマガジン」で紹介された「音色チェンジャー」を
使うようになった最初の曲です。「音色チェンジャー」とは、BASICで
曲の途中でリアルタイムに自分の音色を選択可能にするパッチです。
これと、音色を編集、共通ファイルとして管理する「VCS」という自作の
プログラムを使うことで、作曲環境は飛躍的に向上したものでした。
さて、そもそもこの曲は、導入部分だけ作って、気に入らなかったので
うっちゃっていたのですが、周りから「続きを作れ」
といわれてしぶしぶ作った記憶があります。
その為途中から雰囲気ががらりと変わったり、後半にTEXDERのテーマが
混ざっていたり、ループのつなぎが不自然だったり、混沌としています。
Rock On !
洋楽のコピーバンドをやっていて、その影響で作った曲です。
途中からロックじゃなくなっていくので、昔は「Rockくずれ」という題名に
していました。
Lonesome Soldier
鬱々とした大学受験から突如開放されて、急にすることが無くなった
空虚感がそのまま曲になった感じです。
曲自体は個人的に気に入っている曲のうちのひとつですが、音が
薄くなってしまったのが心残りではあります。
Medlay of T.F.K. Music
アルバム中唯一の書き下ろし。「全部、おんなじ曲じゃねぇか」という説を
奇しくも自分自身で証明してしまった(笑)
最後は川井憲次っぽいエンディングで締めました。
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