馬上の雄姿悪くないでしょう。皆さんも試してみられては如何でしょうか。馬はドサンコ、背景は函館の海。騎乗者は私、マトー・カノン(75才)です。どうぞよろしく。名前の由来は馬頭観音です。
幕末から明治にかけての北海道開拓時代、ドサンコ(北海道和種馬)は入植者たちと共に命がけで働きました。山の上の送電線の鉄塔も、五稜郭の石垣も、重量物は全てこれらのドサンコの背に乗せて運ばれたのです。ドサンコがいなければ今の北海道の姿はなかったといわれます。
過酷な労働の犠牲になったドサンコも数知れません。北海道の各地には馬頭観音の石像が残されています。縁者は今も祀りを絶やさないといいます。ドサンコのそんな歴史に思いを馳せ、ちょっと畏れ多いのですが、仏様から名前を拝借しました。
このサイトのテーマは二つあります。一つは急速に失われてきた人と馬との<共生関係>を取り戻すこと、もう一つは絶滅の危機にある日本の在来馬を守ること、特に在来馬の一種ドサンコ(北海道和種馬)の活用の道を探ることです。
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