環境問題について
 今回の各施設見学に際し、環境問題が言うまでもなく今日又将来的なテーマであるということを痛感させられる。そのテーマの主題となるのが最近マスコミにもとりあげられているダイオキシンであろう。
 小牧環境センターでは高熱処理により、ダイオキシンを減少させているという。環境先進国であるドイツなどヨーロッパ等に比べ日本の環境問題への対応は立ち後れているといわれている。因みにヨーロッパなみのダイオキシン規制値が施行されるのは2002年からだそうだ。ダイオキシンが生態系を侵し、最終的には食物として人体に取り入れられてしまうなどと言う事が指摘されている。
 今後環境問題については行政側の指導を待つのではなく我々の日常的意識として、取り込んでいく必要があると思う。
 では日常的に我々は何ができるか?例えば生ゴミを極力減らす。ダイオキシンを発生させるものは分別して扱う。買い物の際、不必要な包装や袋は断る。
などなど我々のほんのちょっとした意識や行動だけで随分とその効果はあるのではないだろうか。
 現地見学を通し、ゴミの量の多さに改めて目をみはり、将来埋め立て地も他に確保せねば間に合わないという状況のなかで、我々一人一人の意識がいかに大切であるという事を強く感じた。
 まだ見た事が無い人にはぜひ現地見学をお勧めしたい。
唐沢純子

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