雑感(一年を振り返って)
 どんどん記事を追加して、書き足していったので、メダカに関する内容は、なんだか、くちゃくちゃになっていました。ちょうど、メダカに関して活動し始めて一年も過ぎたので、ちょっと整理してみようと、手を加えてみてビックリ。「よう、こうもいろんな事やってきたわ!」ってのが率直な感想です。
 メンバー間に若干のおもわくの違いもあって、多少けんけんがくがく議論し、一部火のつきやすい人は、怒鳴ったりしたこともあったようですが、まずは順調な活動だったと思います。

 ひとつは、酒泉教授に、岩倉に来ていただいたり、遺伝子の鑑定をしていただいたりと、大変ご協力を頂いたこと。
 活動の拠点となった五条川には、強力な民間団体「岩倉の水辺を守る会」「岩倉ボランティアサークル」「岩倉ナチュラリストクラブ」さんがあり、協力していただいたこと。保護区の近所のウエハラさんや「岩倉主婦の会」さん、さらには励ましの声をかけていただいた市民の皆さんの協力があったこと。
 マスコミ関係の方に、取材報道していただき、市民の皆さんに周知されていったこと。報道を通じて私達も励まされたこと。
 そしてなにより、五条川にまだ在来のメダカが生き残ってくれていること、人を惹きつけるふしぎな力を、メダカが持っていること。
 こんなあたりが、順調に活動できた理由かな。

 今後、市民を巻き込んでいく活動は、「岩倉の水辺を守る会」さんが、立ち上げてくれると思います。護岸工事に関することは、他の民間団体と共に、行政の方とも協力関係を築いていきたいと思っています。
 まだまだ、これからメダカに関することには、かかわりあっていくことになると思いますが、まずは一年を振り返って、みなさんおつかれさま。

平成12年5月1日
リリオの会      
事務局企画室室長
きし たつお


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