メダカの学校
 陽春の候、桜も散り、水面に若葉の映えるのを見ておりますと、何かしらのどかな気分になりませんか。
 でも、何かが足りません。水面にあるはずのものがありません。
 春の小川に頭をならべて群れていた、あの小さな魚がいないのです。
人々の日常の中で都市化が進むにつれて、生活の便利さを求めていくうちに、メダカの学校が次々と廃校になっていってしまったようです。
 なんとなく、見なくなったなあと思っているうちに、とうとう絶滅危惧種に指定されてしまいました。このままでは、春の景色がさみしくなってしまいます。
私たちは、メダカの学校の再開を望みます。
そのために、皆様のご協力を仰ぎます。
各地に残っているメダカの分校を廃校にしないようお願い致します。

生物多様性空間製作アドバイザー 服部 てつお氏寄稿

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