ファミコンとこどもとわたし

うちの子供は、ファミコンが好きだ。
ほっておけば一日中でもやっている。
うちのかみさんも、ファミコンが好きだ。さすがに一日中とはいかないが、それでも夜遅くまでやっているときがある。
ぼくも10年以上前に、はまったときは、連日、夜中の3時や4時までやっていた。
スーパーマリオ。
いまでも、テーマ音楽が、頭の中で鳴り響く。

うちのぼうずは、ファミコンが好きだ。
漫画の本なら、ほっておいたらいつまでも読んでいる。
文字ばかりの本でも、面白い本なら、夜遅くまで読んでいる。
うちのかみさんは、読書家だった。
そういうぼくも、一時期、読書家のふりをしているときがあった。

うちのぼうずは、体を動かすことが得意ではない。
得意ではないものだからおのずと、防衛本能が働いて、普段体を動かすことをしない。
今でこそこんなぼくでも、小学生の頃は、外で走り回って遊んでいた。魚つりもしたし、コガネムシは何十匹と、虫ピンで刺して殺した。

先日の日曜日、メダカの棲息調査とか何とか言いながら、子供を連れ出して川へいってみた。
おたまじゃくし、どじょうの稚魚は、子供の手でもすくう事ができる。
むちゅうになって魚とりやちょうちょをとっているこどもを見て、

ほっ

とした。

リリオの会企画室室長
きし たつお

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