中日新聞尾張版 平成12年4月1日(April Fool)

メダ力保存会から感謝状
弥富の三輪さん
地元産の養殖も計画
絶滅の恐れのある天然メダカを増やそうと、地元産のメダカで養殖の準備を進めている弥富町平島新田の金魚養殖業三輪守夫さん(六一)に三十一日、日本野生メダカ保存会(本部・福島市)から感謝状が贈られた。
三輪さんは昨年五月から、地元の別の養殖業者と協力し、中国地方産の天然メダカの養殖をしている。
今年は地元産のメダカを増やそうと、県立蟹江高校校長の吉岡敏彦さん(四六)とともに、海部郡内の天然メダカの養殖に乗り出すすことを計画している。四月中にも、弥富町内の小川に生息する天然メダカを捕獲獲し、飼育を始める予定だ。
日本野生メダカ保存会は、全国各地の有志ら約百人で構成。各地でメダカの生息調査などをしている。三輪さんの活動は、メタカの保護につながると評価された。
この日は、岩倉市在住の同保存会副会長の岸辰夫さんら二人が三輪さんが経営する養魚場を訪れ、三輪さんに感謝状を手渡した。
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