【 解 答 】「阿倍仲麻呂(あべのなかまろ)」

【 解 説 】717年 に、16歳で、留学生として唐に渡り、科挙試験に合
       格、唐朝に仕官する。何度か帰国願いを出すものの、その
       才能を惜しんだ玄宗皇帝の許しが出ず、やっと願いがかな
       ったときに詠んだ歌が、有名な「天の原 ふりさけみれば
       春日なる 三笠の山に出でし月かも」しかし、帰国途中に
       遭難にあい、長安に戻って一生を終える。尚、安倍仲麻呂、
       あるいは、安倍仲麿と表す場合もある。