第1話 「勉強が楽しくないのはなぜ?」

ゲームは楽しいのに勉強が楽しくないは何故だろう?そんなの当たり前じゃん!と言う前に、ちょっとだけ考えてみよう。本当に勉強は楽しくないのかな?

実は、「学校」の語源であるギリシア語の「スコレー」は「余暇」という意味なんだ。つまり、「遊び」とか「娯楽」のようなものってわけ。なぬ?遊び?そんなバカな!と思う人もいるとは思うけど、事実なのだ。『勉強=遊び』、つまり「楽しい」ということが言えるわけだ。

しかし、実際、勉強が楽しいという人は少ない。ものすごく少ないといっていい。何故か?その理由を考えてみよう。

一つは、「期限があるということ」があげられる。もともと、勉強に期限などあろうはずはない。しかし、学生として学ぶということになると、けじめをつけるためにも期限というものが必要になる。締め切りと考えてもいいね。この期限というものが嫌われ者の筆頭なんだ。

勉強に限らず、好きなことを好きなときに好きなだけやるのは楽しい。しかし、好きなことでも、決められた時間に決められただけやらなければならないとなると、とたんに嫌になる。これは、ゲームでも同じだよ。それに、勉強という言葉には、「強制」という響きがある。やらねばならないというような強迫観念や強い圧力を感じる。この辺も嫌われる原因だね。

つまり、勉強自体がつまらないのではなく、余分な制約やプレッシャーが不快なだけなのだ。だから、楽しいという人が少ない。それを勉強自体がつまらないものと勘違いしてしまっている。これは、本当に損だよ。面白いものをつまらないと勘違いし、尚且つ、やらねばならないという圧力のもとで、仕方なくやる。これでは、身につくものも身につかないし、苦しむだけだね。

では、どうしたらいいか?それは、折々、書いていくつもりだけど、うそでもいいから楽しいと思ってやることが肝心だ。どうせやらなければならないのなら、楽しくやった方がいい。そうだよね。だったら、楽しもうじゃないか。アイデアを出して、楽しく勉強するよう心がける。このホームページも、そういうコンセプトで作られている。これから、勉強法なども、提案していくから参考にして、自分なりに楽しく効果的な勉強をするようにしていこう!

【結論】 勉強自体がつまらないのではない。つまらない原因は、他にある。

【対策】 とにかく、楽しく勉強する工夫をする。