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DADDY's Profile |
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ダディのプロフィールです。お暇があれば読んでみてね
ダイナマイトダディ
栃栗毛
1988.4.12 千歳・社台ファーム産サクラユタカオー テスコボーイ アンジェリカ ダイナサルーン ノーザンテースト シャダイクリアー 美浦:鈴木康弘厩舎
種牡馬入り後 社台SS荻伏⇒高橋ファーム⇒競勝牧場現在、十勝軽種馬農協種馬所で去勢され余生を穏やかに過ごしています
主な兄弟:トゥナンテ(00毎日王冠G2、愛知杯・北九州記念G3)
近親:イングランディーレ(04天皇賞・春ほか)ダディは平成2年(1991)の3歳戦でデビューしました。同期にはトウカイテイオー、レオダーバン、イブキマイカグラ、ナイスネイチャなどがいます。
平成2年11月3日、華々しくデビュー戦を飾り次戦の500万下も連勝、朝日杯3歳ステークスを3番人気で迎えました。
しかし結果はマルゼンスキーのレコードを破ったリンドシェーバーの5着…。
朝日杯3歳ステークス(GT) 90.12.9 雨・良 着 順 馬 名 騎手 タイム 人気 1 リンドシェーバー 的場 均 1:34.0 R 1 2 ビッグファイト 柴田 政人 1 1/4 2 3 ブリザード 横山 典弘 クビ 4 4 ヤクモアサカゼ 杉浦 宏昭 1/2 7 5 ダイナマイトダディ 増沢 末夫 クビ 3 明け4歳緒戦の京成杯で前走負けたビッグファイトを抑え1番人気に推されたダディは、見事人気に応えて重賞初勝利!しかしレース後まさかの骨折が判明しクラシックを棒に振ったのです。ちなみにこの年(平成3年)の皐月賞馬はトウカイテイオー。後にダービーも勝って2冠馬となりましたが、皐月賞は1勝馬シャコーグレイドに詰め寄られた冷や汗ものの勝利でした。中山2000mであれば、十分対抗できたのではと今でも悔しい故障でした。
京成杯(GV) 91.1.13 晴・良 着 順 馬 名 騎手 タイム 人気 1 ダイナマイトダディ 増沢 末夫 1:24.8 1 2 ビッグファイト 小島 太 1 3/4 2 3 スタビライザー 岡部 幸雄 1 1/2 4 その後5歳春に復帰したダディは、現役引退した増沢騎手に代り加藤和宏騎手を鞍上に迎えて中山記念、京王杯スプリングカップとGUを連覇、マイルの主役として安田記念に出走しました。
京王杯スプリングカップ(GU) 92.4.25 晴・良 着 順 馬 名 騎手 タイム 人気 1 ダイナマイトダディ 加藤 和宏 1:21.6 3 2 バンブーパッション 南井 克巳 1/2 5 3 ヤマニンゼファー 田中 勝春 クビ 8 4 ダイタクヘリオス 岸 滋彦 1 3/4 2 5 ダイイチルビー 河内 洋 3/4 1
平成4年5月17日、第42回安田記念、ダイナマイトダディはダイイチルビー、ダイタクヘリオスというマイルのGT馬もいるなか2番人気でレースに向かいました。しかし好位で折り合って府中の直線を迎えた時、ダディの末脚は爆発することなくゴール板を迎えたのです。勝ったのはヤマニンゼファー。その後天皇賞(秋)も勝つ名馬ですが、当時はほぼノーマークの馬でした。レース後、鈴木調教師のコメントは、「レース前に脚に熱を持っていた」ということでした。もし無事だったら、ゼファーの前にゴールをしていたのではないかと勝手に想像しています。彼は京王杯でゼファーを全く問題にしなかったのですから。
安田記念(GT) 92.5.17 晴・良 着 順 馬 名 騎手 タイム 人気 1 ヤマニンゼファー 田中 勝春 1:33.8 11 2 カミノクレッセ 南井 克巳 3/4 5 3 ムービースター 武 豊 クビ 10 4 マルマツエース 的場 均 クビ 12 5 ダイナマイトダディ 加藤 和宏 1/2 2 6 ダイタクヘリオス 岸 滋彦 3/4 1 15 ダイイチルビー 河内 洋 4
ダディとゼファーが
本線だった…この後再び休養に入ったダディは、平成7年AJCCでターフに復帰したものの8歳という年齢と度重なる故障に勝てず、現役を引退しました。
引退レースの記念馬券 現在、ダディは北海道・静内の高橋ファームで、種牡馬として活躍しています。数多くはない産駒のなかから、名中距離馬、名マイラーとして活躍する仔が出てくることを信じています。そして、ダイナマイトのような末脚を受け継ぐ仔が、GTの舞台で1着のゴールをきる日が来ると願っています。
ダイナマイトダディの生涯成績
出走年月日 | 競馬場・馬場 | レース | 騎手 | 人気・着順 |
90年11月3日 | 東京・良 | 新馬 | 酒井健二 | 2番人気・1着 |
90年11月24日 | 東京・良 | 3歳500万下 | 増沢末夫 | 1番人気・1着 |
90年12月9日 | 中山・良 | 朝日杯3歳ステークス(GT) | 増沢末夫 | 3番人気・5着 |
91年1月13日 | 中山・良 | 京成杯(GV) | 増沢末夫 | 1番人気・1着 |
91年11月23日 | 東京・良 | キャピタルステークス | 増沢末夫 | 6番人気・12着 |
91年12月21日 | 中山・良 | クリスマスステークス | 増沢末夫 | 2番人気・3着 |
92年1月18日 | 中山・良 | ニューイヤーステークス | 増沢末夫 | 1番人気・1着 |
92年2月9日 | 東京・良 | 東京新聞杯(GV) | 増沢末夫 | 1番人気・2着 |
92年3月15日 | 中山・良 | 中山記念(GU) | 加藤和宏 | 2番人気・1着 |
92年4月25日 | 東京・良 | 京王杯スプリングカップ(GU) | 加藤和宏 | 3番人気・1着 |
92年5月17日 | 東京・良 | 安田記念(GT) | 加藤和宏 | 2番人気・5着 |
95年1月22日 | 中山・良 | AJC杯(GU) | 酒井健二 | 8番人気・9着 |
通算12戦6勝(重賞3勝) (6−1−1−4) 獲得賞金 232,700,000円 |