新木ファイターズ写真館 

2009年9月 秋季大会3位入賞、4年リーグ予選1位通過、祝勝会


 `09年9月22日に、我孫子市少年野球秋季大会の3位決定戦が行なわれ、新木ファイターズが勝利し我孫子市3位決定、また同日行なわれた4年リーグ予選最終戦も勝利し予選1位通過、決勝トーナメント進出、またその夜秋季大会3位の祝勝会が行なわれましたのでその様子を紹介します。


<新木ファイターズってどんなチーム?>

新木ファイターズのホームページをご覧になられた方は、なんかこのチーム行事ばかりして遊んでばっかいるんじゃね?と思われるかもしれませんが、意外にも(?)ってなことはないのですが、一応日々結構ちゃんと野球をやっています。っていうか少年野球チームなので実はやはり野球がメインでけっこうまじめにやっています。かといって勝利至上主義にかたよることなく、勝ち負けよりも、小学生のうちは運動の出来る子もそうでない子でも、入団したみんなが野球が楽しいって思ってもらうことを第一に考えています。


<秋季大会前の代表チームの不安>

今年度の6年生チームは実はこの春先から不振が続いていました。なぜかみんなの士気が上がらず信じられないような負け方をする試合が続きました。一生懸命やって力の差があって負けるならしょうがないのですが、なぜかみんな覇気が無くなり、熱意も一生懸命さもまるでなく、がたがたとくずれて負けてしまうので、なぜみんな覇気が無いのか、みんな熱く一生懸命になるにはどうもって行けばいいのだろう、やればできるくせになぜ一生懸命にならないのかと、時には腹立たしく思う日々が続きました。だって、6年チームはおとなしい子が多いけど、ときおり見せる底力の強さの輝きは、まぶしいばかりにとてもいいものがあるので、そのきらめきの底力をいつも出し続ければきっとたいていの試合は勝てる強いチームになれるのに・・・なぜ一生懸命に熱くならないのか・・・というジレンマが続きました。たとえ下手でぼろ負けしても、一生懸命やることが少年野球で一番大事なことですから。勝てなくても熱く一生懸命やってくれれば別にいいのです。秋季大会直前の練習試合も、熱意も覇気も無くぼろ負けし、このまま6年最後の秋季大会突入して果たして大丈夫だろうか、このまま熱く燃えないで、一生懸命やることの大切さもわからないで終わってしまうのかという不安がありました。(後で知ったのですが、この直前の練習試合後、キャプテンたく、だいすけ、たいごは帰りの車の中で悔し泣きをしたのでした)


<いよいよ秋季大会が開催>

<1>初戦(2回戦)

そんな不安や思いを胸に、6年生最後の大きな大会の我孫子市秋季大会が9/20(日)から我孫子市の少年球場にて始まったのでした。9/20(日)に行なわれた初戦は3回コールド勝ちで、完封勝利。監督は3回表の攻撃で、「いいか、もうこの回で決めるぞ」と決めの台詞を子供たちに言いました。そしてその通り、3回表の攻撃はノーアウトで得点を重ね、コールド勝ちを決めました。

<2>3回戦

そして次の相手は翌日9/21(月)に、春季大会で完封負けを喫した、我孫子市でナンバー1の屈指の、それもとびっきりの本格派の長身の速球投手のいるチームが相手でした。このピッチャーが調子のいい時は、内外角の低めのコーナーにビシビシ超速球を投げ分け、高校球児や大人でも不覚を取りかねない相手です。私の今までの少年野球歴で見てきた中でもベスト3に入る投手と思います。そんな相手と一進一退の攻防が続き、規定の7回を終了して4−4の同点のため、ノーアウト満塁から始まる特別延長に突入。ファイターズは相手攻撃を8回表0点、9回表1点におさえ、9回裏にサヨナラ勝ちをおさめました。子供たちは紛れも無くこの試合で心が一つになり、熱く燃えたまさに熱闘で、みんなで必死に勝ち取った勝利だったと思います。

<3>準決勝

そして同日、約2時間の間を空けて、続いて準決勝が行なわれました。息詰まる投手戦でした。前の試合で体力を使い果たしたのかもしれませんが、子供達は気持ちだけで必死に戦いました。キャプテンたくも、のどがつぶれるまで必死に声を出してみんなを引っ張りました。しかし1-2で惜しくも敗れました。

<4>3位決定戦

今度は翌日の9/22(火)午前9時より、少年球場B面にて3位決定戦が行なわれました。こちらも両チーム堅い守備で3位決定戦にふさわしい、まさにこれぞ少年野球の魅力のエッセンスを目一杯凝縮したような素晴らしい試合内容となり、7回終了し1−1の引き分けのため、またもや特別延長に突入でした。新木ファイターズは8回表の相手攻撃を0点に押さえ、むかえた8回裏、ノーアウトから先頭打者がサヨナラヒットを打ってサヨナラ勝ちで3位が決まりました。そして閉会式が行なわれました。3位だと銅メダルがもらえるのでよかったです。


<秋季大会を終えて>

秋季大会前は、上記のような不安や心配がありましたが、子供達は6年最後の大きな大会の秋季大会の大舞台で見事、みんなで熱く燃えて、みんなの心は一つになり、チーム一丸となり、ここ一番で集中力を出して底力を発揮してくれて、これまでがこれまでだっただけに、より感動が深まりました。少年球場の応援席で6年チームを応援する全学年の子供たちやお母さん方、地元の方々はまるで甲子園のアルプススタンドのようで、少年球場でプレーする子供達はまさに甲子園でプレーする高校球児のようで、みんながグランドで舞う姿はまさに紛うこと無き戦う妖精でした。ベンチ入りしたけど試合に出られなかった5年生も、バット引きやファウルボールを取りに行くのに一生懸命がんばりました。とにかく子供たち、ベンチ、応援席が一体となってみんなで最高のチームワークだったと思います。試合に出てる子も出てない子もベンチも応援席もみんながそれぞれの役割を一生懸命果たした結果だと思います。子供たちは皆熱い気持ちでがんばりました!ほんとうに最高の子供たち、最高のスタッフ、最高のお母さん方で、新木ファイターズはとてもいいチームと思います。


<4年チームの4年生リーグ予選1位通過決定>

6年代表チームが秋季大会で見事3位を勝ち取り閉会式が終わった直後に、今度はファイターズ球場で、4年チームが予選リーグ1位通過をかけた試合が行なわれました。相手は先日7月に行なわれたロッテ旗我孫子市予選で優勝し、葛南代表で県大会にも出場する強いチームで、私も正直、代表チームが熱闘を続け3位になったのでもうじゅうぶん。相手は強いし負けてもしょうがないやと思っていましたが、そうはなりませんでした。新木ファイターズでは、毎年の春季大会と秋季大会は、低学年も含め基本的に全学年で代表チームを応援します。4年チームは大きな声を出して、代表チームを一生懸命応援していました。代表チームの熱い戦いを見て、きっとみんな勇気をもらったのでしょう。みんなの心に火がついて、その勢いは強いチームでも止められませんでした。序盤、相手に2点先制されましたが、石川ジュニア監督が「おまえらこないだの試合で2アウトから8点取って、6点差を逆転してるんだ!これくらいであきらめるな!」と激を飛ばします。その言葉が効いたのか、その回ですぐに逆転に成功し、何とか勝って予選1位通過が確定しました。4年チームは昨年、3年リーグにも出場してなく、4年になってからのチーム結成、練習開始でしたが、練習の甲斐ありこの日を迎えられました。秋季大会での6年チームの戦いに勇気をもらったお陰で普段だったら到底勝てないチームに何とか勝利することができたのだと思います。


4年チームの試合が終わった後も、ファイターズ球場では、3年後、4年後の大舞台(秋季大会)を夢見てピッチング練習をするちびっ子たちもいれば、トスバッティングをする子供たちもいたり、キャッチボールをする子もいたりして、みんな6年チームの熱闘に勇気をもらい、休み時間でも自分から練習をしていて、この日はファイターズ球場全体が子供たちの熱気に包まれていました。この中から、今回の先輩たち=6年チームがあともう少しで届かなかった夢=秋季大会優勝を成し得てくれる子が出てくれることを祈ります。


<夕方から新木近隣センターで3位祝勝会>

練習を終えてから、新木小のすぐ隣にある新木近隣センターにて、子供たち、お母さん方、監督コーチにて、祝勝会が和やかな雰囲気の中で行なわれました。その様子は下記の写真をご覧下さい。子供たち、お母さん方、監督コーチのみんなで祝勝会を楽しむところが、子供たち、スタッフ、お母さん方が一体となってチームワークのいい新木ファイターズらしく、とても楽しい祝勝会でした。

秋季大会の行なわれたシルバーウィークは、新木ファイターズは毎日試合でもちろん毎日野球一色でした。シルバーウィーク中に行なわれた秋季大会以外の試合も、全て勝利かナイスゲームの末の引き分けで、新木ファイターズにとっても素晴らしい連休でした。世間では、高速道路1000円で大渋滞が話題になっていましたが、わざわざどこか遠くの行楽地に出かけなくても、わざわざお金をかけて出かけなくても、少年野球でお金もかからず超近場でこんなにも感動的な連休が過ごせるのですからまさに少年野球は最高で素晴らしき世界です。これからも新木ファイターズはがんばります。


朝日新聞の朝刊ちば東葛版記事
2009年9月14日〜23日の朝日新聞の朝刊の、ちば東葛版に掲載された我孫子市秋季大会の結果です。新木ファイターズは特別延長が2試合ありました。


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2009年10月1日発行わんぱくだより切り抜き
2009年10月1日発行のわんぱくだより(我孫子限定小学生向けスポーツ新聞)に掲載された09年我孫子市少年野球秋季大会のトーナメント結果と、新木ファイターズの3位決定戦の記事です。


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3位賞状授与
我孫子市秋季大会3位の連盟からの賞状授与。副キャプテンかんの。
3位入賞カップ授与 我孫子市秋季大会3位カップ授与。キャプテンたく。
3位入賞賞状授与 我孫子市秋季大会3位の、今度は朝日新聞社からの賞状授与。エースそうま。 そうまはファイターズで一番おとなしく小声で、背も大きくなく、球もそんなに速いわけではないのですが、バックの守備に助けられて、また盛り上げられて、ほんとうによくがんばって投げ抜きました。少年球場の応援スタンドからは、そうまが投球モーションに入ると同時に、「入るよぉぉーーーーうぅーーーーーはいったぁ!!」という掛け声が一球ごとにあり、きっとそうまも勇気をもらったことと思います。まさにそうまの投げる球には、一球一球それぞれにみんなの希望や夢が乗っていました。
優秀賞授与たく 優秀賞の授与です。ファイターズからはキャプテンたく。声がかれて声が出なくなるまで熱い気持ちでがんばりました。
3位銅メダル授与 ファイターズの子供たち一人一人に連盟役員さんから銅メダルがかけられます。
3位カップとメダルを胸に 3位カップと銅メダルを胸に。
大塚杯推薦状授与 大塚杯の推薦状授与。
藤原監督と実川コーチ 閉会式で藤原監督と実川ヘッドコーチ。
閉会式 閉会式です。春季大会や秋季大会の行なわれる我孫子市の少年球場は、我孫子の野球少年にとってまさに殿堂です。
国旗を降ろします 優勝チーム、準優勝チーム、3位チームで国旗を降ろします。
閉会式 閉会式です。
みんなで記念撮影
閉会式後にみんなで記念撮影。YEAH!やったね!。


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4年リーグ予選1位通過
閉会式後にファイターズ球場に戻り、我孫子市内の4年リーグの予選の最終戦が行なわれました。予選1位通過をかけた戦いでした。4年生たちは6年生チームの熱い戦いを見て勇気をもらい、みんなの心に火がついて、4年生達も熱く燃えて、普段だったら勝てない強いチームに見事逆転勝ちで勝利し、予選1位通過で決勝トーナメント進出を決めました。
祝勝会 乾杯!  YEAH! 乾杯!
3位カップと賞状の前で、司会の石川コーチの乾杯の音頭でみんなで勝利の乾杯。

この日は夕方7時頃から、新木小の隣の新木近隣センターで、子供たち、監督コーチ、お母さん方による祝勝会が行なわれました。
万歳三唱 みんなで万歳三唱です。
監督から挨拶 藤原監督から挨拶です。
6年生たちその1 6年生の子供たちその1。
キャプテンたく挨拶 キャプテンたくから挨拶です。監督コーチ、お母さん方、応援してくれた後輩たちにお礼の言葉がありました。
6年生その2 6年生の子供たちその2。
5年生以下の子供たち 5年生以下の子供たち。
3位カップと賞状
3位カップ、3位賞状(我孫子市少年野球連盟、朝日新聞社から)、大塚杯の推薦状です。


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お母さん方から一言ずつ お母さん方からも一言ずつ挨拶がありました。
名司会の石川コーチ 熱く語る石川ジュニア監督。とても見事な名司会、名幹事でした!
監督から6年生たちに 6年生を集めて、試合後のミーティングスタイルで話をする藤原監督。「特別延長のノーアウト満塁を3イニング経験して、たったの1点に抑えたってのはすごい事なんだぞ、自信を持て」、「みんな本当によくがんばった、もし願いがかなうならば、このメンバーでみんなで同じ高校に行って甲子園目指したいよな!」など、さすが我らが藤原監督、子供たちを熱くしびれさせるすばらしいことを言ってくれます。
エイエイオー! 宴もたけなわでしたが近隣センターは夜9時閉館のため、8時40分頃で最後の締めです。最後は実川ヘッドコーチのエイエイオー!で締めました。子供たち、お母さん方、監督コーチのみんなで楽しむところが、子供たち、スタッフ、お母さん方が一体となってチームワークのいい新木ファイターズらしい、とても楽しい祝勝会でした。

そして1年後の、2010年9月12日の日曜日。秋季大会開会式で3位カップ返還とレプリカ授与・・・
09年度秋季大会3位カップ返還 2010年度6年生のキャプテン小池なおきが、09年度秋季大会3位カップ返還。昨年3位カップを授与してから途中、3位カップを紛失したかもしれない事件(笑)もありましたがこうして無事返還。小池なおきは昨年の秋季大会でもショートとして活躍しました。
3位レプリカ贈呈 そして09年度秋季大会3位のレプリカ贈呈。
3位レプリカ写真
上の写真で授与の2009年度秋季大会我孫子市3位のレプリカです。

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