文藝新人賞応募要綱
賞金 五十万円
締め切り 三月三十一日(当日消印有効)
枚数100〜400枚
選考委員 斉藤美奈子 田中康夫 藤沢周 保坂和志
応募原稿は未発表小説原稿に限る。枚数は四百字詰め原稿用紙換算百枚以上四百枚以内。ワープロ原稿は四百字詰め原稿用紙に換算した枚数を明記する。原稿には題名、枚数、筆名、本名、年齢、生年月日、住所、電話番号、略歴を記す。原稿を綴じ、通し番号をふる。受賞作には記念品及び賞金五十万円を贈呈。応募原稿はいかなる場合も返却しない。選考過程に関する問い合わせには一切応じられない。受賞作版権は河合出書房新社に帰属する。
送り先
〒東京都渋谷区千駄ヶ谷2-32-2河合出書房新社「文藝賞」御中。
文藝賞傾向と対策
過去五作を見ると応募総数が一六〇〇弱で、受賞者の5分の4が女性。受賞年齢が十七歳から二十五歳で、若くて美人であることが一つの売りになるようだ。主人公は「肉蝕」を除くとみな高校生だ。セックス・ドラッグ・ヴァイオレンスや死・自殺を扱った物が多く最終選考に残るが、それを極端に嫌う選考委員も多く、それが原因で受賞に至らないケースもある。選考委員の書いているものと深いレベルでテーマが共通していれば受賞する可能性がある。例えば、笙野頼子氏の「説教師・カニバット」とTiny,tinyは、読者を怒らせるという点において同じテーマである。マイノリティーを悪者として書くときには、それが事実に即しているのか、差別を助長しないのか等に注意しなければならない。